ビットレートはWAV等の音声ファイルの一番重要なパラメータの一つです。音源をデータ化する際に、又は高音質の音声形式(WAVやFLAC等)を低音質の音声形式(AACやMP3等)に変換する際に、ビットレートが高ければ高いほど、出力される音声の音質も高くなり、ファイルサイズもそれに連れて大きくなります。一方、ビットレートを下げることによって音声の音質を落としたり、ファイルサイズを縮小したりすることも可能です。
WAVのビットレート変更というのが本文のテーマですが、単にビットレートを上げることによってWAVの音質を改善することはできない、ということをまずご承知の上で、本文をお読みいただきたいです。
では、ここでWAVビットレート変換フリーソフトを含む三つのツールを利用してWindows10/11でWAVファイルのビットレートを変更する方法をご紹介しましょう。
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Windows10/11でWAVのビットレートを変更するのに一番オススメしたいのはWonderFox HD Video Converter Factory ProというプロのWAVビットレート変換ソフトです。直接ビットレートの数値を設定することによってWAVのビットレートを変更する以外に、WAVのPCM方式を変換することによってWAVの量子化ビット数(16bit・24bit・32bit)を変更し、間接的にWAVのビットレートを変更することもできます。必要あれば、WAVのビットレートを変換すると同時に、WAVの周波数を変換したり、WAVの音量を調整したりすることも可能です。他に、このWAVビットレート変換ソフトを使ってWAVを他の音声形式に変換することも可能です。
では、さっそくこのプロフェッショナルなWAVビットレート変換ソフトを無料ダウンロード無料ダウンロードしてインストールし、Windows10/11でWAVのビットレートを変更する手順を読んでいきましょう!
WAVビットレート変換ソフトWonderFox HD Video Converter Factory Proを立ち上げ、最初の画面で「変換」機能を選択して「ビデオコンバータ」画面に入ります。次に「ファイル追加」をクリックしてビットレートを変更したいWAVファイルをソフトに読み込みます。
ヒント1:「ファイル情報」のアイコンをクリックしてWAVファイル元のビットレートを確認できます。
ヒント2:バッチ処理モードを活用して複数のWAVファイルのビットレートを一括変更することができます。
WAV形式が変換されないように、画面の右側で「出力フォーマットを選択する」というアイコンをクリックして出力形式リストを開き、「音楽」カテゴリに移動してWAVを出力形式として選択します。
「パラメータ設定」ボタンをクリックして新しい画面を開きます。「オーディオパラメータの設定」セクションに移動し、「ビットレート」のドロップダウンリストから適切なビットレートを選択すればWAVのビットレートを変更できます。また、鉛筆のアイコンをクリックしてWAVのビットレートを任意の値に変換することができます。さらに、エンコーダを変換することによりWAVのビットレートを変更することもできます。例えば、PCM_S32SEからPCM_S16SEに、つまり量子化ビット数を32bitから16bitに変換すれば、WAVのビットレートを半分に変更することができます。
上記の操作によりWAVのビットレートを変更した後、「OK」をクリックして変更を保存します。
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画面の一番下にある逆三角形のアイコンをクリックし、出力先を設定します。最後に「変換」ボタンをクリックし、ビットレートを変更したWAVファイルを出力します。
無料でWAVのビットレートを変更したい方に、VLC Media PlayerをWAVビットレート変換フリーソフトとして利用する方法を簡単に説明します。
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①WAVビットレート変換フリーソフトVLCを起動し、メニューバーから「メディア」をクリックし、「変換/保存」機能を開きます。
②「メディアを開く」画面の「一般」タブで「追加」ボタンをクリックし、ビットレートを変更したいWAVファイルを選択します。その後、下の「変換/保存」ボタンをクリックします。
③「変換」画面で「プロファイル」のドロップダウンリストから「Audio-CD」を選択します。このプロファイルのコンテナ形式はWAVです。
④右側のレンチアイコンをクリックして「プロファイルのエディション」画面を開き、「オーディオコーデック」タブに移動して必要に応じてWAVのビットレートを設定します。「保存」ボタンをクリックして「変換」画面に戻ります。
⑤「参照」ボタンをクリックし、新しいWAVファイルの保存先を設定します。
⑥最後に「開始」ボタンをクリックし、WAVビットレート変換フリーソフトVLCを利用してWindows10/11でWAVファイルのビットレートを変更します。
補足:VLC Media Playerの他、iTunesとAudacityをWAVビットレート変換フリーソフトとして利用することもできます。しかし、この二つのツールは量子化ビット数の設定を通じてWAVのビットレートを変更することしかできません。
ソフトの他、WAVビットレート変換サイトを利用してオンラインでWAVファイルのビットレートを変更することも可能です。次にAconvertというサイトを使ってWindows10/11でWAVのビットレートを変更する方法を説明します。
①WAVビットレート変換サイトAconvertにアクセスします。
②「ファイルを選択」ボタンをクリックし、ビットレートを変更したいWAVファイルをパソコンから選択します。
③「ターゲットフォーマット」をWAVに設定します。
④必要に応じて「オーディオビットレート」のドロップダウンリストからビットレートを選択します。
⑤「今すぐ変換」ボタンをクリックし、WAVビットレート変換サイトを使ってWindows10/11でWAVのビットレートを変更します。
⑥変換プロセスが終わったら、「出力ファイル」のリンクを右クリックして「名前を付けてリンク先を保存」を選択し、ビットレート変更後のWAVファイルをパソコンに保存します。
以上、三つのWAVビットレート変換ツールを利用してWindows10/11でWAVのビットレートを変更する方法をご紹介いたしました。お読みいただき、どうもありがとうございました。
三つのツールからどれを選べばいいか悩んでいる方はとりあえずプロのWAVビットレート変換ソフトWonderFox HD Video Converter Factory Proをインストールして無料体験してみましょう。一番高い効率でWAVファイルのビットレートを変更できますし、ビットレート以外のパラメータも簡単に変更できます。そして高音質を維持しながらWAVをAIFFやFLAC、ALAC等に変換することも可能です。WAVビットレート変換フリーソフトVLCの方もいい選択ですが、操作が少し煩雑です。ソフトをインストールしたくない場合はWAVビットレート変換サイトを利用できますが、大きなWAVファイルのビットレートを変更することは非常に不便です。
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