MP4のファイルサイズが大きすぎて保存するのに莫大なスペースが消費される、又は古いデバイスでビットレートの高いMP4をスムーズに再生できない、等の問題に困っている場合は、MP4動画のビットレートを下げることをオススメします。
ここでは、MP4動画のビットレートを下げる4つの簡単方法をシェアしたいと思います。もちろん、他形式の動画のビットレートを下げたい場合もご参考頂けます。
ビットレート(Bitrate)とは、動画1秒間あたりに送受信されるデータ量のことで、単位は「bps(bits per second)」で表されます。エンコーダーや解像度が同じ場合、ビットレートが高いほど画質が高くなりますが、ファイルサイズも大きくなります。
逆に、ビットレートを下げることでファイルサイズを大幅に軽量化できますが、下げすぎると画質が粗くなる(ブロックノイズが発生する)原因となります。画質を保ちつつサイズを縮小するには、解像度やフレームレートに応じた「最適なビットレート」に設定することが重要です。
以下は、MP4(H.264 / AVC)動画を一般的なデバイスで再生・保存、またはYouTube等にアップロードする際の推奨ビットレート(目安)です。
| 解像度(画質) | ピクセル数 | 標準フレームレート (24 / 25 / 30 fps) |
高フレームレート (48 / 50 / 60 fps) |
|---|---|---|---|
| 4K (2160p) | 3840 × 2160 | 35 ~ 45 Mbps | 53 ~ 68 Mbps |
| 2K (1440p) | 2560 × 1440 | 16 Mbps | 24 Mbps |
| フルHD (1080p) | 1920 × 1080 | 8 Mbps (8,000 Kbps) | 12 Mbps (12,000 Kbps) |
| HD (720p) | 1280 × 720 | 5 Mbps (5,000 Kbps) | 7.5 Mbps (7,500 Kbps) |
| SD (480p) | 854 × 480 | 2.5 Mbps (2,500 Kbps) | 4 Mbps (4,000 Kbps) |
※ H.265(HEVC)や AV1 などの高圧縮率コーデックを使用する場合は、上記数値の 50%~70% 程度 のビットレートでも同等の画質を維持できます。
💡 ご注意:既存動画のビットレートを上げても画質は上がりません
元々の動画ファイルのビットレートを後から上げても、一度失われた映像データが復元されるわけではありません(単にファイルサイズが無駄に大きくなるだけです)。画質を改善したい場合は、AI動画高画質化ツールなどを利用する必要があります。
ここでは、動画のビットレート変換に対応するツールをおすすめし、それぞれを使ってMP4のビットレートを下げる手順を解説します。まずは下記の比較表を参照してご自分のニーズにある方法を選びましょう。
| ツール | 対応OS | 処理速度 | バッチ変換 | 使いやすさ |
|---|---|---|---|---|
| WonderFox | Windows | 高 | ○ | 直感的なGUI。ドラッグ&ドロップ、プリセット多数、ビットレート設定もわかりやすい。初心者〜中級者向け。 |
| VLC | Windows / macOS / Linux | 低 | × | プリセットが豊富で基本操作は簡単だが、詳細設定(RF値など)は学習コストあり。初心者はプリセット推奨、上級者は細かく調整可能。 |
| HandBrake | Windows / macOS / Linux | 中 | × | すでにインストール済みの人が多く手軽。Convert/Saveからプロファイル選択で可能だが、ビットレート調整のUIは少し分かりにくい。変換専用ではない。 |
| Aconvert | Web | 低 | × | ブラウザでファイルを選んで設定するだけ。最も手軽でインストール不要。ただしプライバシー(アップロード)やサイズ制限に注意。大容量や頻繁な利用には不向き。 |
WonderFox HD Video Converter Factory ProはWindowsパソコンで使えるプロの動画変換ソフトで、MP4動画のビットレートを下げる又は上げるのにベストなソリューションを提供しております。ロスレスモードを活用すれば、ビットレートを下げることによるMP4の品質低下を最小限に抑えられます。バッチ処理モードでは複数ファイルの一括変換をサポートし、GPU加速機能により動画の処理スピードが最高25倍向上します。
このソフトを利用して高品質を維持しながらMP4動画のビットレートを下げる手順は下記の通りです。無料トライアルを使ってみたい方は下のボタンをクリックしてソフトを導入してください。
ステップ1、MP4を動画変換ソフトにインポートする
WonderFox HD Video Converter Factory Proを実行し、メイン画面で「変換」機能を選択します。「ビデオコンバータ」画面で「ファイル追加」もしくは画面中央の「+」をクリックしてMP4ファイルをこの動画変換ソフトに追加します。タスクバーにある「ファイル情報」アイコンをクリックしてMP4元のビットレートを確認できます。
ステップ2、MP4動画のビットレートを下げる
動画の形式を維持するために、画面右側の形式アイコンをクリックして出力形式リストを開き、「動画」カテゴリからMP4を選択します。もちろん、ビットレート変換後のMP4を他の形式に変換して書き出すこともできます。
「パラメータ設定」ボタンをクリックして新しい画面を開きます。ここでは「ビットレート」のドロップダウンリストから低いビットレートを選択することができれば、手動で低いビットレートを入力することもできます。また、品質をなるべく維持するには「ロスレスモード」のチェックを入れる必要があります。ビットレートを設定したあと、「Ok」をクリックします。
ステップ3、変換後のMP4を書き出す
出力フォルダ欄の「▼」をクリックしてMP4の保存先を設定します。最後に「変換」をクリックしてビットレートを変換したMP4を出力します。
あわせて読みたい:超カンタン!MP3のビットレートを自在に変換する方法
動画変換ソフトWonderFox HD Video Converter Factory Proを無料体験 >>動画変換ソフトWonderFox HD Video Converter Factory Proを無料体験 >>
WindowsとMacパソコンで使えるVLC Media PlayerはMP4等の動画ファイルを再生できるだけでなく、そのファイル形式を変換したり、ビットレート等のパラメータを変更したりすることもできます。次にVLCを使ってMP4動画のビットレートを下げる手順を説明します。
①VLC Media Playerを起動します。
②トップメニューから「メディア」>「変換/保存」を順次クリックします。
③「メディアを開く」画面で「追加」ボタンをクリックしてビットレートを変換したいMP4を選択して追加します。その後、下の「変換/保存」ボタンをクリックします。
④「変換」画面で「プロファイル」のドロップダウンリストから「Video-H.264+MP3(MP4)」を選択します。
⑤レンチのアイコンをクリックして「プロファイルのエディション」画面を開きます。「ビデオコーデック」タブと「オーディオコーデック」タブではMP4の動画ビットレートと音声ビットレートを下げることができます。ビットレートを変換したあと、「保存」をクリックして「変換」画面に戻ります。
⑥「参照」ボタンをクリックしてMP4の出力先を設定します。
⑦「開始」ボタンをクリックしてビットレートを変換したMP4を出力します。
あわせて読みたい:分かりやすい!VLCで動画を変換する方法
HandBrakeはクロスプラットフォームの動画変換ソフトです。各形式の動画を読み込んでMP4またはMKV、WebM形式に変換しながら解像度やビットレートなどパラメータの調整が手軽にできます。次にこのフリーソフトを使ってMP4動画のビットレートを下げる手順を説明します。
①HandBrakeを開き、左側の「ファイル」をクリックしてビットレート変換したいMP4ファイルを選択します。
②形式を維持するために、「概要」タブの「コンテナ」ドロップダウンリストからMP4を選択します。
③「動画」タブに移動して「平均ビットレート」のチェックを付け、手動で出力のビットレートを設定します。
④画面右下の「参照」をクリックして保存先を設定します。
⑤「エンコード開始」ボタンをクリックし、無料でMP4動画のビットレートを下げます。
ソフトの他、オンラインサイトを利用して無料でMP4動画のビットレートを下げることもできます。ここではAconvertというサイトをおすすめします。MP4等の動画のビットレートを下げる・上げることができるだけでなく、動画の解像度やフレームレート等を調整することもできます。そして動画/音楽のファイル形式変換などにも対応します。
AconvertでMP4動画のビットレートを下げる手順
Aconvertにアクセス >> 「ファイルを選択」ボタンをクリックしてビットレート変換したいMP4ファイルを選択 >> 「オプション」を「ビデオサイズ、ビット率或いはフレームレートを変更」に設定 >> 「ビット率」ドロップダウンリストから低いビットレートを選択 >> 「今すぐ変換」ボタンをクリックしてMP4動画のビットレートを下げる。
ご注意:このサイトには広告が掲載されていますので、利用の際には誤ってクリックしないようにご注意ください。
①ビットレートを下げると必ず画質が悪くなるのですか?
ある程度までは目立ちにくいですが、下げすぎると劣化が目立ちます。内容(動きの多いシーンか静止画に近いか)やコーデックによって許容範囲が変わります。
②解像度を下げずにビットレートだけ下げるのと、解像度も下げるのとどちらが良いですか?
ビットレートが不足している場合は解像度を下げた方が見た目がきれいになることが多いです(同じビットレートを少ない画素に割り当てられるため)。
③何度も変換を繰り返すと画質がどんどん悪くなりますか?
はい。再エンコードのたびに劣化が蓄積します。できるだけ元ファイルから一度で最適な設定に仕上げるのが理想です。
④CBR(固定ビットレート)とVBR(可変ビットレート)の違いは?どちらを選ぶべき?
CBRは一定のビットレート、VBRはシーンの複雑さに応じて変動します。一般的にVBRの方が同じ平均ビットレートで効率が良く、画質を保ちやすいです。
今回の記事ではMP4動画のビットレートを下げる方法4選!品質を保ちサイズを小さくするを紹介させて頂きました。ご参考になれたら幸いです。
プロの動画変換ソフトWonderFox HD Video Converter Factory Proのバッチ処理モードでは複数のMP4動画のビットレートを一括で下げることをサポートします。そして他の動画パラメータを変換したり、動画のファイル形式を変換したりすることもできます。動画/音楽ダウンロード、パソコン録画/録音等の機能も必ずお役に立てます。大量のMP4ファイルのビットレートを下げる必要がある場合はぜひこのソフトをインストールして無料で体験してみてください。
はじめまして、あやせです。Windows PC向けのメディア処理に関する情報を発信しています。主に、動画・音楽ファイルの変換とダウンロード、PC画面録画・録音、GIF作成、DVD変換などをテーマに、初心者にもわかりやすい解説記事を執筆しています。関連ツールの選び方や使い方に悩む方に役立つ情報を、正確かつ実用的にお届けしたいと思います。
この記事に関する一言💬:ビットレートを下げて動画の画質を落としたり、編集ツールから動画を書き出す際に高いビットレートを設定してより高い画質を獲得したりできますが、既存動画ファイルのビットレートを上げるだけでは画質を改善できないことは注意してね。既存ファイルの画質を改善したい場合はAIツールを活用してください。
はじめまして、あやせです。Windows PC向けのメディア処理に関する情報を発信しています。主に、動画・音楽ファイルの変換とダウンロード、PC画面録画・録音、GIF作成、DVD変換などをテーマに、初心者にもわかりやすい解説記事を執筆しています。関連ツールの選び方や使い方に悩む方に役立つ情報を、正確かつ実用的にお届けしたいと思います。
この記事に関する一言💬:ビットレートを下げて動画の画質を落としたり、編集ツールから動画を書き出す際に高いビットレートを設定してより高い画質を獲得したりできますが、既存動画ファイルのビットレートを上げるだけでは画質を改善できないことは注意してね。既存ファイルの画質を改善したい場合はAIツールを活用してください。
利用規約 | プライバシーポリシー | ライセンスポリシー | Copyright © 2009-2026 WonderFox Soft, Inc. All Rights Reserved.