手軽に画面を切り取れる「Snipping Tool(スニッピングツール)」だが、いざ動画を撮ろうとすると「録画ボタンがない」、「音声が入らない」、「途中で落ちる」というトラブルにつまずくことが少なくありません。
【この記事でわかること】
💡 要約・お急ぎの方向けの結論
Snipping Toolで録画できない場合、主に以下の3つが原因です。
ここから、具体的な手順やトラブルシューティングを画像付きのチュートリアル感覚で詳しく解説します。
「画面録画を始めたいのに、Snipping Toolに録画ボタンが表示されない」という場合、WindowsのバージョンやSnipping Toolの更新状態を確認しましょう。
Windows 10でSnipping Toolの録画ボタンが見つからないのは、基本的に仕様です。Snipping Toolの画面録画機能はWindows 11向けに追加されたため、Windows 10ではスクリーンショットの撮影が中心となります。
Windows 10で画面を録画したい場合、標準機能の「Xbox Game Bar」を使うか、別の画面録画ソフトを利用する必要があります。Xbox Game Barは「Win+G」で起動できます。
Windows 11を使用しているにもかかわらずSnipping Toolに録画ボタンが表示されない場合、アプリが古い可能性があります。
「Microsoft Store」を開き、「ライブラリ」から「更新プログラムを取得する」を選択して、Snipping Toolを最新版に更新してください。更新後にアプリを再起動すると、録画機能が利用できるようになる場合があります。
録画機能が表示されているのに、クリックしても録画が始まらなかったり、Snipping Tool自体が起動しなかったりする場合、アプリの不具合が考えられます。
「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」からSnipping Toolを探し、右側の「…」→「詳細オプション」を開きます。画面下部にある「修復」を実行し、それでも改善しなければ「リセット」を試してください。なお、リセットするとアプリの設定が初期化されるため、まずは「修復」からするのが適切です。
Snipping Toolで録画自体はできても、「動画に音が入らない」、「録画中にエラーが発生する」という問題が起こることがあります。
PCで再生している動画の音や、自分のマイク音声を録音したい場合、録画前に音声設定を確認しましょう。
システム音声を録音する場合、録画画面にあるスピーカーアイコンがミュートになっていないか確認します。マイク音声も入れたい場合、マイクアイコンをオンにしてください。
また、Bluetoothイヤホンやヘッドセットを接続していると、Windowsの音声出力先が切り替わって内部音声を正しく録音できないことがあります。音が入らない場合、いうん音声出力先をPC本体のスピーカーに戻して確認するとよいでしょう。
長時間の会議やゲーム画面などを録画していると、途中で録画が停止したり、アプリが落ちたりすることがあります。録画時間が長くなるほど動画ファイルも大きくなるため、PCのメモリやストレージ容量などの環境によって正常に保存できない場合があります。
特に長時間録画を安定してしたい場合、Snipping Toolだけに頼るのではなく、長時間録画に対応した専用ソフトを検討すると安心です。
ゲームやスポーツなど動きの多い映像では、録画した動画がカクつくことがあります。Snipping Toolは録画設定を細かく調整する用途には向いていないため、フレームレートを細かく設定したい場合や、より滑らかな映像を録画したい場合、専用の画面録画ソフトのほうが適しています。
Windows 10で録画したい、長時間録画をしたい、高画質・高フレームレートで保存したいという場合、専用ソフトを利用するとより柔軟に対応できます。
「長時間の画面録画をしたい」、「録画後の動画もそのまま編集・変換したい」という場合に利用しやすいのが、WonderFox HD Video Converter Factory Proです。
画面録画だけでなく、録画後の動画編集やフォーマット変換まで一つのソフトでできるのが特徴です。GPUアクセラレーションに対応しているため、PC環境に応じて録画・変換処理の負担を抑えられます。
さらに、録画した動画から音声だけを抽出してMP3などへ変換したり、複数のファイルをまとめて変換したりすることも可能です。500種類以上の形式に対応しているため、録画後にスマホ向けやWeb向けの形式へ変換したい場合にも使いやすいでしょう。
まず、「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」を無料ダウンロード無料ダウンロードして起動します。「録画」をクリックして「スクリーン録画」の画面に入ります。
「録画範囲指定モード」または「全画面録画モード」から録画モードを選択します。
形式(MP4/AVI/MOV/MKV)、品質(高品質/低品質/デフォルト値)、フレームレート(10fps/30fps/60fps)を設定し、必要に応じてGPUアクセラレーションを有効にするかどうかを選びます。
「システム音」のチェックを入れておけば、Windows11パソコン内部の音声を録音できます。また、マイク音も録音したい場合、「マイク音」のチェックも入れてください。
画面右下の「▼」をクリックして録画の保存先を設定します。
「REC」をクリックすれば、画面録画が開始されます。録画を停止するには、「Ctrl」+「F1」のショートカットキーを押してください。
Windows 10・Windows 11に標準搭載されているXbox Game Barは、追加ソフトをインストールせずに画面を録画できる方法です。「Win+G」で起動でき、ゲームやアプリの画面を手軽に録画できます。
一方で、デスクトップ全体の録画には向いておらず、複数のウィンドウをまたいだ操作を録画したい場合にも制限があります。用途がゲームや特定アプリの録画に限られる場合に適しています。
OBS Studioは無料で利用できるオープンソースの録画・配信ソフトです。録画範囲、フレームレート、音声、複数画面のレイアウトなどを細かく設定できるため、より本格的な録画環境を構築できます。
その反面、設定項目が多いため、シンプルに画面を録画したい初心者には少し複雑に感じられることがあります。動画配信や細かな録画設定まで必要な場合に向いています。
Snipping Toolは、簡単な画面録画や作業の記録に便利だが、Windows 10では録画機能を利用できず、長時間録画や細かな画質設定にも向いていません。
Windows 10・11で幅広く使いたい場合、Xbox Game Barは手軽な選択肢です。より細かく録画設定を調整したい場合はOBS Studio、録画から編集・変換までまとめてしたい場合はWonderFox HD Video Converter Factory Proというように、必要な機能から選ぶとよいでしょう。
なお、録画後の動画を無劣化に近い形で素早くカットしたい場合はLosslessCut、ファイルサイズを抑えたい場合はHandBrakeなどを組み合わせる方法もあります。
A. Snipping Toolについて、用途として明確に定められた一律の最大録画時間を前提にするよりも、長時間録画ではファイルサイズやPCのメモリ・ストレージ容量などの環境が影響すると考えたほうがよいでしょう。長時間の会議やゲームなどを安定して録画したい場合、専用の録画ソフトを検討すると安心です。
A. 録画した動画はMP4形式で保存されます。保存先が分からない場合、Windowsの「ビデオ」フォルダーやSnipping Toolの保存設定を確認してください。
A. Snipping Tool単体では、録画した動画を別の形式へ変換する機能には限りがあります。MP4をGIF、WebM、AVIなどへ変換したい場合、動画変換ソフトやオンライン変換サービスを利用すると便利です。
今回、Snipping Toolで録画できない、録画ボタンがない、音声が入らないというトラブルの原因と解決策について解説しました。
Snipping Toolはサクッと使うには便利だが、長時間の録画やフレームレートの要求が高い場面に不向きです。もし「エラーで録画が消えてしまった」、「動作が重くてストレス」と感じた場合、GPUアクセラレーションによる安定した録画やフォーマット変換が可能な「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」などの専用ソフトの導入を検討してみてください。
動画・デジタルメディア分野で5年以上の実務経験を持つテクニカルライター。これまで動画編集、動画・音声変換、録画、ダウンロード、DVDバックアップなどに関する数多くの解説記事やトラブルシューティング記事を執筆してきました。日常的にソフトの動作検証やユーザーからのフィードバック分析に携わっており、実際の検証結果や利用経験に基づいた、再現性の高い情報発信を心がけています。初心者でも理解しやすいステップ形式の解説を得意とし、「最短で問題を解決できること」を重視したコンテンツ制作を行っています。今回、WindowsのSnipping Toolで画面録画できない・音声が入らない原因と解決策を解説し、より安定して長時間の録画ができるおすすめの代替ソフトを紹介します。
動画・デジタルメディア分野で5年以上の実務経験を持つテクニカルライター。これまで動画編集、動画・音声変換、録画、ダウンロード、DVDバックアップなどに関する数多くの解説記事やトラブルシューティング記事を執筆してきました。日常的にソフトの動作検証やユーザーからのフィードバック分析に携わっており、実際の検証結果や利用経験に基づいた、再現性の高い情報発信を心がけています。初心者でも理解しやすいステップ形式の解説を得意とし、「最短で問題を解決できること」を重視したコンテンツ制作を行っています。今回、WindowsのSnipping Toolで画面録画できない・音声が入らない原因と解決策を解説し、より安定して長時間の録画ができるおすすめの代替ソフトを紹介します。
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