MKV、MP4の違いについて&MKVをMP4に変換又は逆変換する方法

Q:「MP4とMKVの違いってなんですか? 同じような質のものでもMKVのほうサイズが大きいですか」

Q:「YouTubeに動画をあげる際、MKVとMP4どちらの形式が良いのでしょうか?」

Q:「MKVとMP4についてですが、ググってみたら同じ画質なら.mp4のほうがサイズが小さいと書いてありました。なので、何か.mkv動画の画質を落とさずに.mp4に変換するツールってありますか。ちなみにデバイスはWindowsのPCです。」

このようにMP4、MKVについて疑問を抱えている方がいらっしゃるので、今回はMKVとMP4の違いを詳しく解説し、無劣化で且つスピーディーにMKVをMP4に変換する又は逆変換する方法をご紹介します。

元サヤ | 更新:2021/05/14

MKVについて

MP4について

MKVとMP4の違い

MKV、MP4どれにすべき?

MKVをMP4に変換する方法

フリーソフト

オンラインサイト

後書き

MKVとは

MKV(Matroska Video)とは様々な映像、音声、字幕等のデータを一つのファイルに格納するためのマルチメディアコンテナフォーマットで、その動画形式の拡張子は.mkvとされていることが多いです。

また、他のコンテナに比べて、多重字幕・音声を格納できることと字幕表示のON・OFFを自由に調整できること及び様々コーデックに対応できるなどといった優れた特徴を持つ多機能なコンテナです。

デメリットとしてはMKVのコンテナを使って圧縮した動画ファイルはMKV以外のコンテナを使ったよりファイルサイズが大きくなってしまう傾向があると対応デバイスが少ない等のことが挙げられていますが、コーデックによればファイルサイズを逆により小さくする場合もあります。

なお、日本ではMKVはほぼ同じ特徴を持つAVIほど知られていないが、元々は「.avi」と「.omg」の様な形式のデメリットをカバーする為に開発された形式なので、それに加えてWindows10に標準対応できるようになったのをきかっけに、MKVの汎用性はますます高まる一方です。

人気記事:MOVをMP4にAVIをMP4にM4VをMP4に

手軽にMKVをMP4に変換

Free HD Video Converter Factory

このソフトには500以上の最適化された動画形式がプリセットされているうえ、僅か三ステップで画質を落とさずにMKV動画をMP4に変換できます。

MP4とは

MP4についてご紹介する前に、まずMPEGという言葉の概念についてを理解していただく必要があります

MPEG (Moving Picture Experts Group)とは映像を圧縮する際に用いられる標準規格を策定し、映像を圧縮してデータ化することに専念しているグループのことです。このグループによって定められた圧縮の国際規格はMPEG-1、MPEG-2とMPEG-4等があります。

MPEG-4 携帯電話、デジカメ等のモバイルデバイスで幅広く利用されている動画規格で、圧縮効率はMPEG-1、2より高く且つ圧縮した動画のサイズもより小さいです。

MP4とはMPEG-4 Part 14の略称で、MKVと同じ動画・音声とその他のセクション(字幕、映像等)のファイルデータを一つのファイルに格納するコンテナフォーマットです。そのファイルの拡張子は通常.mp4とされています(その他に「.m4v」、「.m4p」等があります)。

MP4の特徴

・汎用性が高く、.mp4形式のファイルは凡ゆる端末・メディアプレーヤーに対応できます

・圧縮率も高く、MP4に対応できる「H264」というコーデックを使った場合は、元のファイルサイズを1/10ぐらいに圧縮できるが、その分画質も落ちます

・インターネット経由のストリーミング配信が可能です

MKVとMP4の違い

MKVとMP4の其々の概念や特徴を別々にご紹介しましたが、このパートでは複数の面でMKVとMP4の違いについて解説したいと思います。

ファイルサイズ

MKVには、複数のオーディオトラック、字幕等のデータも含まれているので、同じ画質の場合はMKVのファイルサイズは高い圧縮率を持つMP4より大きいです

互換性

先ほどMP4についてご紹介した時に、MP4の一つの特徴として凡ゆるデバイス、メディアプレーヤーに対応できるとお伝えしました。また、MP4は、動画サイト、スマートフォン、カーナビ、などでも正式採用されています。それに対し、MKVはMP4程互換性は高くないですが、一部のデバイス(Windows)やメディアプレーヤーにサポートされています(VLC Media Player、PotPlayer)。

画質

コーデック(映像圧縮形式)なしでは、MKVとMP4の画質を比較することはできません。

なぜならば、動画ファイルのサイズと画質を決めるのは動画形式(MKV、MP4、AVIなど)のではなく、コーデックです。

ちなみに、画質と同じく音質も音楽形式とは関係なくその音楽形式に使用された音声圧縮形式(AAC、MP3)によって決められているのです。

また、MP4には、MPEG系のコーデックしか対応できません。

例えば、映像圧縮ではMPEG-1、MPEG-2、MPEG-4(H.264)

音声圧縮では、MP3、AACなどです。

それに対し、MKVには、あらゆるコーデックを入れる事が出来ます。

MPEG系のコーデックに対応できるし、「AVC1」、「DivX」、「VP9」等のコーデックにも対応できます。

PS:MKVのコーデックが「VP9」の場合は、MPEG-4(H.264)のMP4より圧縮率が高く且つ圧縮した動画の画質もより高いです。

なお、同じコーデック使用した場合、MKVがMP4より画質は高いのではないかという説もあります。

格納できるデータ量

MKVは複数の映像、音声、字幕等のデータを一つのファイルに格納出来るに対し、MP4は一つの音声、映像、字幕等のデータしか入れられません。なので、MKVの動画をMP4に変換すると一部の情報が損失してしまうという可能性もあります。

MKV、MP4どちらの形式にすべき?

ここでは、まずMKVの他の利点について付け加えて説明致します。

・MKVはオープンソースなので、個人が自由に利用できるばかりでなく、企業の場合でも無料利用できます

・MKVはハイビジョンや高画質の映像によく利用されます。

凡ゆるコーデックに対応できることで、動画形式を変換できるツールでVP9等のハイスペックコーデックに対応させれば、MP4よりも小サイズで高画質の動画を作成できます。

更に、字幕と音声チャンネルを複数格納した.mkv形式で動画を見れば、好みに合わせて字幕と音声チャンネルを自由に調整できます。

といっても、画質や音声チャンネル等を重要視しない、DLした動画を手軽にどのデバイス・プレーヤーでも再生できればオッケーというような方はやはり汎用性の高いMP4にした方が得策でしょう。

MKVをMP4に変換する方法

色々MKVとMP4についてご紹介しましたが、その二つの形式の何れに変換するにしても動画形式を変換できるツールがなければ変換はできません。とはいえ、「MKV MP4変換」をキーワードにググれば、そういったツールは山ほどあるでしょう。しかし、必ずしも全てのツールがMKVを無劣化で且つスピーディーにMP4に変換できるとは限りません、オンラインサイトの場合では変換が途中で失敗してしまう可能性だってあります。

筆者もMKVをMP4に変換したくGoogleで色んな動画形式の変換ツールを試したが、正直に言いますと無事に最後まで変換できたツールのはかなり少ないです(T_T)。なので、皆さんが私と同じような辛い思いをしなくて済むように、これまでに利用した変換ソフトの中で、本当に使い勝手がよくてかつ無料のものだけを選りすぐって皆さんにご紹介します。

フリーソフト

Free HD Video Converter Factory

このソフトにはMKV、MP4、AVIのほか、500種余りの動画形式がプリセットされているうえ、先ほどのご紹介した動画のファイルサイズや画質を影響する要素の一つである「コーデック」を自由に調整する機能も揃えています。

また、筆者はMKVのみならず、「MTS」、「3GP」の様なあまり利用されていない形式で試したところ、全て無事に変換できました。

更にこのソフトに一番驚かされたのはその変換速度です。

なんと200MBぐらいの.mkv動画を一分以内に.mp4の動画に変換できました。勿論、ネットの状況やPCのCPU状況によって速くなったり遅くなったりすることもありますが。筆者が三つぐらいの動画ファイルで試しましたが、同じく一分以内に変換できました。

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MKVをMP4に変換する手順を見てみましょう

Free HD Video Converter FactoryFree HD Video Converter Factoryをインストールして、.mkvの動画を無劣化で.mp4に変換しましょう。

ステップ 1 .mkvの動画ファイルをソフトに追加

・まずはソフトを立ち上げます

・最初の画面で「変換」ボタンをクリックします

・次の画面で「ファイル追加」もしくは「フォルダ追加」をクリックします

ステップ 2  MP4を出力形式に設定

・ファイルを追加したら、画面の右側でファイルの形式が表示されている四角い枠をクリックします

・次の画面の上の方で「動画」をクリックします

・「動画」のカテゴリーで「MP4」をクリックします

PS:MP4の他に、AVI、WMVなどの形式に変換することもできます。また、お持ちの携帯デバイスの形式に直接変換することも可能です。更に、このステップで出力形式を「MP4」に設定したら、「パラメータ設定」をクリックすればコーデックや解像度等のパラメータ数値を変えたりすることもできます。

ちなみに、同じ手順でMKV以外の形式をMKVに変換することもできます。

ステップ 3 出力フォルダーを選択 変換開始

・画面の下にある小さい「」をクリックします

・出力先を選択したら、「OK」をクリックします

・青色の「変換」ボタンをクリックします

PS:このステップでこのソフトの編集機能を使えば動画の長さを切り取りしたりエフェクトをかけたりすることも自由に行えます。

Format Factory (フォーマットファクトリー)

名前を直訳すると、形式工場です。名前のとおり、動画ばかりでなく音楽の形式も手軽に変換できます。更に、動画をクロップしたり透かしを消したりする様な動画編集機能も備わっています。変換手順は少しややこしいですが、出力できるフォーマットはそこそこ多いし、変換速度も速いなので、二番目に紹介することにしました。

・公式サイト:http://pcfreetime.com/formatfactory/index.php?language=ja

・例としてMP4をMKVに変換する手順をご紹介します

・公式サイトからFormat Factoryをインストールします

・インストール済みのFormat Factoryを立ち上げます

・☆英語が表示された場合はツールバーにある「LANGUAGE」をクリックし、そのプルダウンメニューにある「Select More Language」をクリックして、次の画面で「日本語」を探して設定したあと、ソフトを閉じてもう一度立ち上げればインターフェースは日本語に変わります。

・最初の画面で「ビデオ」をクリックします

・そのカテゴリーで「->MKV」をクリックします

・次の画面で、「ファイルの追加」をクリックして、動画ファイルを追加します

(省略可)出力設定」をクリックした後の画面で「ビデオエンコード」即ちコーデックを変換できます。

(省略可)ファイルが追加された欄で「設定」をクリックすれば、動画をクロップしたり、字幕・オーディオのチャンネルを変えたりすることが可能です

・ファイルが追加された画面の左下にあるフォルダーの様なアイコンをクリックし、出力先を選択します

・「OK」をクリックし、ソフトを立ち上げた時の画面に戻ったら、緑色の「開始」をボタンクリックし変換を開始させます

VLC Media Player

MKVを再生できるメディアプレーヤーの一つとして、動画・音楽形式の変換機能が搭載されて以来、ヨーロッパ圏だけでなく今は日本でもかなりの人気を集めています。変換速度はFree HD Video Converter Factoryよりやや劣りまた出力できる形式もそう多くはないですが、変換が失敗したり変換後の動画が再生できなくなったりする様なことはありません。

PS:MKVをMP4に変換できますが、ほかの形式をMKVに変換できません。ここで例としてMKVをMP4に変換する手順をご紹介します。

VLCの公式サイト:https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html

変換手順は下記となります

・公式サイトからVLCをPCにインストールします

・インストール済みのVLCを立ち上げます(黄色い円錐型のアイコンがVLCです

・ツールバーで「メディア」をクリックします

・その「メディア」のプルダウンメニューで「変換/保存(R)」をクリックします

・次の画面のファイル(F)のカテゴリーで「+追加」をクリックして動画ファイルを追加します(複数の動画ファイルを一斉に追加可能)

・ファイルを追加したら、画面の下にある「変換/保存(o)」をクリックします

・次の画面の「プロファイル」のプルダウンメニューで「Video-H.264(又はH.265)+MP3(MP4)」を選択します

PS:コーデックを調整したい場合は、レンチの様なアイコンをクリックして、次の画面へ進んだらビデオコーデックのカテゴリーで動画のコーデックを調整できます、調整したら「保存」をクリックします

・最後に「参照」をクリックし、出力先を選択(複数のファイルが追加された場合、変換したファイルは元のファイルが保存された場所と同じ所に保存されます)

・「開始」をクリックします

オンラインサイト

では次、ソフトのダウンロードというややこしい手順を省きたい、簡捷にMKVをMP4に変換したい方にはオンラインサイトをいくつかご紹介しましょう。

ここでは全てMP4をMKVに変換するのを例とします

Convertio

公式サイト:https://convertio.co/ja/

メリット

・操作簡単

・出力できるフォーマットが多い

・ビデオコーデックを変換できます

・フォーマットからだけでなく、URLからでもファイルを追加できます

デメリット

・広告あり

・変換速度遅い

・ログインしない場合は追加できるファイルのサイズは100MBが上限

変換手順

・公式サイトにアクセスします

・「ファイルを選ぶ」をクリックし、MKVファイルを追加します

・「更にファイルを追加」をクリックすれば複数のファイルを追加できます

・出力形式のプルダウンメニューで「ビデオ」-「MKV」の順で選択します

・(省略可)歯車のアイコンをクリックし、パラメータ数値を自由に調整することが可能です

・「変換」をクリックします

Onlineconvertfree

公式サイト:https://onlineconvertfree.com/ja/

メリット

・操作簡単

・出力フォーマットが多い

・多機能サイト

デメリット

・変換速度遅い

・広告あり

・変換した動画ファイルをダウンロードする必要ある

・有料サービスへ誘導される可能性ある

操作方法

・「ファイルを選んでください」をクリックして、動画ファイルを追加します

・出力フォーマットの欄で「動画」→「MKV」の順でクリックします

・青色ボタンの「変換する」をクリックします

・変換完了後、変換したファイルをダウンロードします

convert-video-online

公式サイト:https://convert-video-online.com/ja/

メリット

・同じく操作が簡単

・コーデック、解像度等のパラメータを変換できます

デメリット

・同じく広告あり

・変換速度遅い

・出力フォーマットは少ない

・追加したいファイルの形式がサポートされていない可能性あり

操作方法

・「ファイルを開く」をクリックします

・「動画」のカテゴリーで「MKV」を選択します

・「設定」ボタンをクリックすれば動画のコーデックを変換できます

・変換をクリックします

後書き

この記事ではMKVとMP4の概念や違い、並びにMKVをMP4に変換又は逆変換する方法をご紹介しました。

覚えて頂きたいのは動画ファイルのサイズと画質を決めるのは動画形式(MKV、MP4、AVIなど)ではなく、コーデックだということです。

また、今回は動画形式を変換できるフリーソフトとオンラインサイトの両方とも紹介しましたが、さぞ皆さんも気付かれたのです。オンラインサイトは往々にして広告付きで、変換速度もソフトと比べればだいぶ遅いです。

なので、一つや二つくらいの動画ファイルなら、サイトで変換してもオッケーですが、複数のファイルを変換するとなると総合的に考えればやはりソフトの方が時間かからずに済むというのが筆者の考えです。

好きな番組を録画しておきたいですか

HD Video Converter Factory Pro

このソフトを使えば、MKVをMP4に変換する際に手間かからずにMKVの動画を4KのMP4に変換できるうえ、「録画」という機能で好きな番組を時間制限なしで高画質のまま録画できます。さらに、動画や画像をGIFとして作成する機能と携帯の着メロを作る機能も備わっています。

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