一部のウェブサイトやソフトウェアに動画ファイルをアップロードする時に、「動画ファイルの容量が足りない」や「○○K/M/G以上の容量の動画ファイルをアップロードしてください」などのメッセージが表示されることがあります。ネットで探してみれば、動画を圧縮する方法はたくさんありますが、動画の容量/ファイルサイズを大きくする方法はなかなか多くないようです。
実は、動画ファイルの容量は、動画の時間の長さ、ビットレート、フレームレート、解像度などの要素で決まっています。解像度は動画の細かさを、フレームレートは動画の滑らかさを、ビットレートは動画のコンテンツの豊かさを決定します。つまり、動画の時間の長さが変わらない場合、ビットレート、フレームレートと解像度は一緒に、動画の容量と画質を決めています。動画のフレームレートや解像度を変更すると、視聴体験が変わってしまったり、他のソフトウェアやウェブサイトとの互換性が損なわれてしまったりする可能性があるため、動画の容量を大きくするには、動画のビットレートを上げた方がいいと思います。
ちなみに、動画の解像度、フレームレート、ビットレートについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
* 解像度とは、動画の各フレームにおける画素の密度を示す数値である。(参考記事:解像度)フレームレートは、動画において、単位時間あたりに処理させるフレームすなわち「コマ」の数(静止画像数)を示す、頻度の数値である。(参考記事:フレームレート)ビットレートは、動画において、単位時間あたりに転送または処理されるビット数である。(参考記事:ビットレート)
上記によって、視聴体験やウェブサイト/ソフトウェアとの互換性を変えずに動画の容量を大きくするには、動画のビットレートを上げるのが一番良い方法であることがわかりました。WonderFox HD Video Converter Factory Proは優れた動画ビットレート増加ソフトウェアです。それを使えば、一番簡単な方法で動画のビットレートを上げて容量を大きくすることができます。次、動画の容量を大きくする方法詳しく説明いたします。
* 以下の手順で、10.69MBの容量の動画を15MBに大きくする方法を紹介していますが、同じ方法で動画の容量を必要に応じて大きくすることができます。
①動画容量拡大ソフトHD Video Converter Factory Proを起動する
②「変換」ツールを選択する
③容量を大きくしたい動画をソフトに追加する
④ソフトウェアに追加したファイルの下にあるツールバーの最初のボタン(ファイル情報)をクリックし、動画ファイルの元のビットレートを確認する(例に挙げた動画の元のビットレートは4210kb/s)
①動画の元のビットレートを確認したら、ファイル情報ウィンドウを閉じる
②右側の「パラメータ設定」ボタンをクリックし、パラメータ設定画面を開く
③「動画パラメータの設定」パネルで「ビットレート」を4210kb/s以上(例えば、6000kbps)に設定する
④設定が完了したら「OK」をクリックすると、「ビデオコンバータ」ウィンドウで出力ファイルの容量が10.69MBから15MBに変更されていることが表示される
⑤下部の逆三角形「▼」ボタンをクリックし、出力フォルダを設定する(Cドライブに設定しない方がいい)
⑥右下の「変換」ボタンをクリックし、動画の容量を大きくするのを始める
ヒント:出力動画のフォーマットを変換したい場合、右側の「出力フォーマットを選択」 をクリックすると、動画の容量を大きくしながら、動画の形式を自由に変換することもできる
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