「カクカクした動画を滑らかにしたい」、「動画のファイルサイズが大きすぎるので軽くしたい」?
そんな時に役立つのが、動画のフレームレート(fps)の変換です。この記事では、動画編集やフォーマット変換において、目的に応じて最適なフレームレートに変更する方法を解説します。
この記事でわかること
●動画のフレームレート(fps)とは何か、変更するメリット
●AIが自動で動画を60fps化して滑らかにする方法
●Windows、iPhone、ブラウザ(サイト)別のおすすめ変換ツール
●フレームレート変換時のよくある失敗と注意点
用途別:動画フレームレートを変更できるおすすめソフト・アプリ・サイト
【Windows向け】高品質・一括変換なら「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」
【完全無料・中上級者向け】細かく設定するなら「HandBrake」
【インストール不要】ブラウザ上で変換するなら「Convertio」
【iPhone・Android向け】スマホで手軽に変更するなら「CapCut」
【Windows標準ツール】編集と一緒に使うなら「Clipchamp」
カクカク動画が完全に滑らかになるわけではない(フレーム補間の必要性)
Q. 動画のフレームレートを60fpsに上げると、どのようなメリットがありますか?
動画のフレームレート(fps)を変更するには、用途に合わせて以下のいずれかのツールを使用します。
1.Windows動画フレームレート変更(高画質・一括変換): 専用ソフト(WonderFox HD Video Converter Factory Pro、HandBrakeなど)を使用。動画のfpsを上げる(60fps化)場合にも最適。
2.スマホで手軽に変更(iPhone・Android): 動画fps変更アプリ(CapCutなど)を使用。
3.インストール不要で手軽に変換: 動画フレームレート変換サイト(Convertioなど)を使用。特に動画のfpsを下げる(容量削減)用途に向いている。
フレームレート(fps=Frames Per Second)とは、1秒間の動画が何枚の静止画(パラパラ漫画)で構成されているかを示す数値です。用途によって変更する目的が異なります。
スポーツの試合やゲーム実況など、動きの激しい動画のフレームレートを上げる(例:30fpsから60fpsへ変更する)と、残像感が減り、動画を滑らかにできます。
長時間の会議録画や、動きの少ない解説動画などは、高いfpsを必要としません。30fpsや60fpsの動画のフレームレートを下げる(例:15fpsや24fpsにする)ことで、画質を大きく損なわずにファイルサイズ(容量)を劇的に軽くすることが可能です。
ここでは、実際の使いやすさや変換機能を踏まえ、用途別におすすめの動画フレームレート変更ツールを紹介します。
WindowsでMP4などの動画のフレームレートを効率よく変更したいなら、WonderFox HD Video Converter Factory Proが便利です。
動画編集ソフトのタイムライン上で1本ずつ編集する必要がなく、複数の動画をまとめて60fpsや24fpsなどに変換したい場合にも向いています。フレームレートを下げてファイルサイズを抑えたいときにも活用できます。
おすすめな人: MP4などの動画のfpsを手軽に変更し、複数ファイルをまとめて処理したい人
便利な点: GPUアクセラレーションに対応しており、長時間の動画でもスムーズに処理できます。500種類以上のフォーマットに対応しているほか、動画から音声だけを抽出することも可能です。
・Wonderfox HD Video Converter Factory ProをWindows PCに無料ダウンロード無料ダウンロードして立ち上げます
・最初の画面にある「変換」をクリックします
・次の画面で、左上の辺りにある「ファイル追加」をクリックします
・画面の右側にあるファイル形式が表示されている四角い枠をクリックします
・次の画面の上の方で「動画」をクリックします
・「動画」のカテゴリーで元のファイルと同じ形式か或いは他の形式に設定します
・ここで例として出力フォーマットを「AVI」にしました
・設定を終えたら、四角い枠の下にある「パラメータ設定」という項目をクリックします
・パラメータ設定の画面に入ったら、「動画パラメータ設定」のカテゴリーでフレームレートを変換できます
PS:ソフトには500以上のメデイア形式がプリセットされているので、ご希望であれば、お持ちのモバイルデバイスに対応する形式に直接変換することが可能です。また、このステップではフレームレート以外に、エンコーダ(コーデック)や解像度などのパラメータも変換できます。
・画面の下にある小さい「▾」をクリックします
・出力先を決めたら、「OK」をクリックします
・画面右下にある青いボタンの「変換」をクリックして動画を書き出す
無料で動画のフレームレートを変更したいなら、オープンソースのHandBrakeも定番の選択肢です。WindowsとMacの両方に対応しており、フレームレートだけでなく、ビットレートやエンコード方式なども細かく設定できます。
おすすめな人: 無料で動画のfpsや圧縮設定を細かく調整したい人
注意点: 設定項目や専門用語が多いため、動画変換に慣れていない初心者にはやや難しく感じられる場合があります。手軽さよりも、細かな調整を重視する人に適しています。
専用ソフトをインストールせず、ブラウザだけで動画のフレームレートを変更したい場合、Convertioが便利です。
おすすめな人: PCやスマホから、短時間の動画を手軽に変換したい人
便利な点: 動画をアップロードした後、設定画面からfpsなどの項目を指定して変換できます。ソフトのインストールが不要なので、たまに動画を変換する程度なら使いやすいでしょう。
注意点: 無料利用にはファイルサイズなどの制限があるため、大容量の動画や長時間の映像を処理する場合は不向きです。
スマホで撮影した動画をそのまま編集・書き出ししたいなら、無料で利用できるCapCutも便利です。SNS向けの動画を作りながら、書き出し時のフレームレートを調整できます。
おすすめな人: iPhoneやAndroidで動画を編集してSNS向けに60fpsなどで書き出したい人
使い方: 動画を読み込んだ後、書き出し設定から解像度やフレームレートを確認し、対応する範囲でfpsを設定してエクスポートします。編集から出力までスマホだけで完結するのがメリットです。
Windows 11で動画編集をするなら、標準搭載のClipchampも候補になります。動画のカットやテロップ追加などと合わせて書き出し設定をできるため、簡単な編集を目的とする場合に便利です。
一方で、Clipchampはフレームレート変換に特化したツールではありません。動画のfpsだけを変更したい場合や、複数のファイルをまとめて変換したい場合、専用の動画変換ソフトのほうが使いやすいでしょう。また、出力できる品質や設定は素材や利用環境によって異なります。
単に数値をいじれば良いというわけではないです。以下の点に注意してください。
元が30fpsの動画を、変換ソフトで単に60fpsで出力しても、同じコマが複製されるだけで動きは滑らかになりません。本当に滑らかにする(動画 滑らかにする)には、AIや専用機能を使って「フレーム補間(存在しないコマを自動生成する機能)」を行う必要があります。
可変フレームレート(VFR)の動画を、固定フレームレート(CFR)に無理やり変換すると、音声と映像がズレてしまうことがあります。この場合、HandBrakeやWonderFoxなどのエンコードソフトで「固定フレームレート」を明示的に指定して変換し直すことで解決します。
A. はい、可能です。WonderFox HD Video Converter Factory ProやHandBrakeなどの動画変換ソフト、またはオンラインツールを利用すれば、MP4動画のfpsを変更して保存できます。用途に応じて24fps、30fps、60fpsなどに設定でき、再エンコード時の品質設定を適切に調整することで、画質の劣化を抑えながら変換することも可能です。
A. フレームレートを60fpsにすると、1秒間に表示されるフレーム数が増えるため、映像の動きがより滑らかに見えます。スポーツやゲーム、アクションシーンなど、動きの激しい映像では特に効果を実感しやすいでしょう。ただし、元の動画が低fpsの場合、単純に60fpsへ変換しただけで新しい映像情報が増えるわけではないです。より自然な60fps映像に仕上げたい場合、フレーム補間に対応したツールを使用する方法もあります。
A. オンラインの動画変換サイトを利用する際、アップロードしたファイルがサーバー上で処理される点に注意が必要です。Convertioなどのオンラインサービスを利用すると手軽に変換できるが、個人情報を含む動画や仕事上の機密映像など、外部サーバーにアップロードしたくないファイルには向いていません。そのような場合、PCのソフトやスマホアプリなど、端末内で処理を完結できるツールを選ぶと安心です。
この記事では、動画のフレームレート(fps)を変換・変更する方法について、シチュエーション別の最適なツールをご紹介しました。
●とにかく高品質で一括変換・60fps化したい(Windows)なら「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」
●iPhoneで手軽に変換したいなら「CapCut」
●動画の容量を減らすためにfpsを下げたい(小容量)なら「Convertio(サイト)」
目的(滑らかにしたいのか、容量を下げたいのか)に合わせてツールを選び、ぜひ快適な動画ライフ・動画編集に役立ててください。
動画・デジタルメディア分野で5年以上の実務経験を持つテクニカルライター。これまで動画編集、動画・音声変換、録画、ダウンロード、DVDバックアップなどに関する数多くの解説記事やトラブルシューティング記事を執筆してきました。日常的にソフトの動作検証やユーザーからのフィードバック分析に携わっており、実際の検証結果や利用経験に基づいた、再現性の高い情報発信を心がけています。初心者でも理解しやすいステップ形式の解説を得意とし、「最短で問題を解決できること」を重視したコンテンツ制作を行っています。今回、動画のフレームレート(fps)を変更して映像を滑らかにしたりファイル容量を軽くしたりする方法と、用途やデバイス(PC・スマホ・サイト)に合わせたおすすめの変換ツールを比較・解説します。
動画・デジタルメディア分野で5年以上の実務経験を持つテクニカルライター。これまで動画編集、動画・音声変換、録画、ダウンロード、DVDバックアップなどに関する数多くの解説記事やトラブルシューティング記事を執筆してきました。日常的にソフトの動作検証やユーザーからのフィードバック分析に携わっており、実際の検証結果や利用経験に基づいた、再現性の高い情報発信を心がけています。初心者でも理解しやすいステップ形式の解説を得意とし、「最短で問題を解決できること」を重視したコンテンツ制作を行っています。今回、動画のフレームレート(fps)を変更して映像を滑らかにしたりファイル容量を軽くしたりする方法と、用途やデバイス(PC・スマホ・サイト)に合わせたおすすめの変換ツールを比較・解説します。
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