「サポートされていないファイル形式です」エラー完全ガイド

スイカ
Publish date
更新:2025/07/04
「サポートされていないファイル形式です」エラーガイド
  • 開けない動画・音声ファイルを変換・再エンコードする手順
  • 1.開けない動画・音声ファイルをダウンロードして変換ソフトに読み込む
  • 2.互換性の高い形式・コーデックを選択、パラメータを設定
  • 3.動画・音声ファイルを変換・再エンコード
  • * 音楽の形式変換・編集、動画からの音声抽出、動画・音楽のダウンロード、GIF作成、録画、録音など、便利な機能も搭載

ファイルを開こうとしたら突然「サポートされていないファイル形式です」という見慣れないエラーメッセージが表示され、大切な作業が止まってしまった経験はないでしょうか?このエラーは、多くのユーザーが一度は遭遇する可能性のある、一般的な問題です。特に急いでいる時や、特定のファイルにアクセスできない時は、本当に困りますよね。なぜこのエラーが発生するのか、どうすれば解決できるのか、疑問に思う方も多いでしょう。

サポートされていないファイル形式ですというエラーの解決方法

以下、「サポートされていないファイル形式です」というエラーが発生した場合によくある原因と、その解決方法を順を追って紹介します。

エラーの概要

エラーメッセージ

「サポートされていないファイル形式です」(または「Unsupported file format」)

発生タイミング

・画像・動画編集ソフトやメディアプレイヤーでファイルを開こうとしたとき

・Webアップロードフォームなどオンラインサービスにファイルをアップロードしようとしたとき

・Office系など文書作成ソフトで外部ファイルをインポートしようとしたとき

このエラーは、使用しているソフトやサービスが対象のファイル形式(拡張子や内部フォーマット)を認識できない場合に出ます。以下、原因別に具体的な対処法を示します。

主な原因と解決策

ファイル拡張子が誤っている・改ざんされている

原因

拡張子(.jpg、.png、.mp4、.docxなど)が実際のファイル形式と一致していない

たとえば、JPEGファイルなのに.pngと付いている、あるいはファイル名を手動で変更したときに正しい拡張子に戻していない、など

解決策

ファイルの実体(中身)を確認

Windows:ファイルを右クリック → プロパティ → 「種類」を確認

macOS:ファイルを右クリック → 情報を見る → 「種類」を確認

Linux:fileコマンド(file example.jpg)を実行すると、中身のフォーマットを表示してくれます

拡張子を正しいものに変更

例えば中身が実時にJPEGなら.jpgに、PNGなら.pngにリネーム

リネーム後に再度ソフトで開いてみる

エクスプローラーやFinderの設定で「拡張子を表示する」をONにして、拡張子を正しく扱う習慣をつける

使用ソフト/アプリがその形式をサポートしていない

原因

古いバージョンのソフトでは新しいコーデック(動画・音声の圧縮方式)やHEIC画像、AV1動画など新規形式に対応していない

文書形式では、.pptx、.xlsx、.docxなど新バージョンのOfficeドキュメントを古いOfficeで開こうとしてエラーになるケース

解決策

ソフトを最新版にアップデート

公式サイトやアプリ内の更新機能で最新バージョンに

動画プレイヤー(VLC、MPV)やドキュメントビューア(LibreOffice、WPS Office)など、できるだけ普及率が高く対応形式が多いものを使う

別の互換性の高いソフトを試す

画像なら「IrfanView」「XnView」「Photoshop」

動画なら「VLC media player」「MPC-HC」「PotPlayer」

文書なら「LibreOffice」「Google ドキュメント(オンライン)」「OpenOffice」など

プラグイン/コーデックをインストール

Windowsの場合、K-Lite Codec Packを導入すると多くの動画・音声コーデックを一括で追加できる

macOSでは「perian」(古い環境向け)や、拡張子として「ffmpeg」を併用すると汎用性が上がる

Office系では「Microsoft Office Compatibility Pack」(古いOffice 2003/2007向け拡張パック)を入れると新形式(.docx/.xlsx)が読めることもある

ファイルが破損している・または一部欠損している

原因

ダウンロード途中で中断された

別のメディアからコピー中に転送エラーが起きた

圧縮ファイル(ZIP/RAR)を解凍せずに中身のファイルを直接読み込もうとしている

解決策

ファイルを再度取得し直す

オリジナルのソースからもう一度ダウンロード、またはコピーをやり直す

圧縮ファイルの場合は正しく解凍

例えば.zipや.rarを含む場合、まず WinZip/7-Zip/The Unarchiver(macOS)などで解凍し、展開されたファイルを開く

ファイルの整合性をチェック

提供元がMD5/SHA-1/SHA-256チェックサムを公開しているなら、それと一致するかmd5sumコマンドなどで確認

ファイル形式そのものが希少・マイナーすぎる

原因

ユーザーコミュニティではほとんど使われない専用フォーマット(医療機器や産業機器で使われる独自フォーマットなど)

企業・学校の内部システム専用形式

解決策

公式ドキュメント・取扱説明書を確認

フォーマットの仕様や推奨アプリケーションが書いてある場合がある

専用のビューワー/コンバーターを入手

製品付属のビューワーがあるケースが多いので、配布元のWebサイトからダウンロード

汎用変換ツールで対応できるか試す

たとえばFFmpegは一部のマイナー動画形式にも対応していることがある

ImageMagickもマイナー画像フォーマットの読み込みオプションを備えていることがある

コミュニティフォーラムや開発元サポートへ問い合わせ

特殊フォーマットの場合、ユーザーForumや公式サポートに質問すると、専用ツールやプラグインを教えてもらえることがある

フォーマット変換をする方法

特に「ソフト側でサポートしていない→変換ツールで一般的な形式に変換する」アプローチが有効です。

画像ファイルの変換

ツール

ImageMagick(コマンドconvert input.heic output.jpg)

IrfanView(WindowsGUI上で「ファイル → 名前を付けて保存」で形式を指定)

CloudConvert、Convertioなどオンライン変換サービス

手順

ImageMagickをインストール(Windows/macOS/Linuxで対応)

ターミナルまたはコマンドプロンプトで以下を実行(例)

# HEICをJPEGに変換

magick convert input.heic output.jpg

変換後の.jpgを再度ソフトで読み込む

動画ファイルの変換

WonderFox HD Video Converter Factory Pro

初心者向けの動画・音声ファイル形式変換ソフトで、ほぼすべての動画/音楽ファイルをMP4、MOV、H264、3GP、WebM、AVI、MOV、FLV、WMV、WAV、MP3、OPUS、OGGを含む500以上の形式に変換できます。グラフィックカードアクセラレーションによる高速変換、バッチ変換による効率的な変換に加えて、動画・音声ファイルのカット/マージ/圧縮や解像度/フレームレート/ボリューム/ビットレートなどのパラメータの変更が可能です。つまり、サポートされていないファイル形式の動画・音声を開くために形式変換・パラメータ変更できます。また、動画からの音声抽出、動画・音楽のダウンロード、GIFアニメーション作成、画面録画、音声録音など、便利な機能も搭載しています。

次、変換手順を詳しくご紹介しますが、その前にWonderFox HD Video Converter Factory Proを無料でダウンロードしてインストールし、お試しください。

Free download 無料ダウンロード
Free download 無料ダウンロード

ステップ1.開けない動画・音声ファイルをソフトに読み込む

WonderFox HD Video Converter Factory Proを起動します。

「変換」をクリックし、動画/音楽変換ツールに入ります。

左上の「ファイル追加」をクリックすると、開けない動画・音声ファイルをローカルからソフトにバッチ追加できます。

ファイルが開けない ファイル追加
ファイルが開けない ファイル追加

ステップ2.開けない動画・音声ファイルをサポートされる形式に変換

右のメディアフォーマットイメージをクリックします。

動画を開くには、上のカテゴリーボックスの「動画」から「MP4」を選択します。

音声を開くには、上のカテゴリーボックスの「音楽」から「MP3」を選択します。

下部にある逆三角形をクリックし、出力ファイルの保存場所を設定します。

右下の「変換」をクリックすると、開けない動画を対応している形式に変換できます。

ヒント

・この記事では、ファイルサイズが小さく汎用性の高い形式を中心に紹介していますが、もちろんAVI/WAVなど他の形式を選択することも可能です。

「パラメータ設定」をクリックすると、ビットレート、フレームレート、アスペクト比、解像度、音量などのカスタマイズが可能です。

・ビットレート、フレームレート、解像度などを下げることで、ファイルサイズを小さくし、保存容量を節約できます。

ファイルが開けない 変換
ファイルが開けない 変換

今すぐ、このソフトをWindows PCに無料ダウンロード無料ダウンロードし、インストールしましょう~

FFmpeg(ターミナル/コマンドプロンプト使用)

# たとえば.mov → .mp4に変換

ffmpeg -i input.mov -c:v libx264 -crf 23 -preset medium -c:a aac output.mp4

-c:v libx264:動画コーデックをH.264に指定

-c:a aac:音声コーデックをAACに指定

HandBrake(GUIで直感的に操作可能)

HandBrakeをインストールして起動

「ソースを開く」で変換したい動画ファイルを指定

プリセットから「Fast 1080p30」など一般的なものを選択

保存先とファイル名を設定して「エンコード開始」をクリック

Officeなど文書ファイルの変換

ツール

LibreOffice(コマンドラインでも GUIでも変換可)

LibreOfficeコマンド例(Linux/Mac ターミナル、Windowsの場合はsoffice.exeをパスに通す):

# .docx → .doc(旧形式)に変換

soffice --headless --convert-to doc input.docx

--headless:GUIを起動せずに実行

同様に--convert-to pdf input.docxとすればPDFに変換

Pandoc(マークダウン⇔DOCX⇔PDFなど、コマンドで柔軟に変換可能)

# Markdown (.md) → Word (.docx)

pandoc input.md -o output.docx

# Word (.docx) → PDF

pandoc input.docx -o output.pdf

ソフト/サービス別のポイント

Webアップロード(SNSやクラウドストレージ等)の場合

原因

サポートされる拡張子が限定的(.jpg/.jpeg/.png/.gifのみ)

ファイル容量や解像度が規定を超えている場合も同時に「形式エラー」と出ることがある

対策

アップロード先のヘルプに記載されたサポート形式を確認

公式ヘルプページに「対応ファイル形式一覧」がある場合が多い

オンライン変換サービスを活用して、指定された形式に変換してから再アップロード

JPEG→PNG、HEIC→JPEG、AVI→MP4など

容量制限をオーバーしている場合はリサイズ・圧縮をする

画像ならPhotoshop / GIMP / TinyPNG(オンライン)などで解像度や画質を下げる

動画ならWonderFox HD Video Converter Factory Pro / HandBrakeでビットレートを調整してファイルサイズを縮小

Windows/MacなどのOS 固有アプリの場合

Windows Photo ViewerやmacOSのプレビュー

古いバージョンだとHEICやWebPが開けないケースあり

macOS 10.15以前ではHEICに非対応 → OS自体をアップデートするか、専門ビューア(iMazing HEIC Converter)を利用

Office(Word/Excel/PowerPoint):古いOffice 2003以前では.docx/.xlsx/.pptxが開けない → Office Compatibility Packを導入するか、LibreOfficeで開いて別形式に変換

CMS/ブログシステム(WordPressなど)の場合

原因

デフォルトで許可される画像形式がJPEG/PNG/GIFに限られる

セキュリティ上の理由でSVGやHEICがアップロード禁止になっている

対策

functions.phpなどに許可するMIMEタイプを追加

function my_custom_mime_types( $mimes ) {

$mimes['svg'] = 'image/svg+xml';

$mimes['heic'] = 'image/heic';

return $mimes;

}

add_filter( 'upload_mimes'、'my_custom_mime_types' );

プラグインを利用して対応形式を拡張

SVGサポートプラグイン、HEICサポートプラグインなどをインストール

メディアライブラリに対応していない場合は事前に変換してからアップロード

よくある具体例と対処フロー

Windows上の画像ビューアで「サポートされていないファイル形式です」と表示される

① 拡張子確認

.heic → Windows 10以降でもデフォルトでは開けない場合あり

② 「HEIF Image Extensions」「HEVC Video Extensions」をMicrosoft Storeからインストール

これで標準の「フォト」アプリやエクスプローラーでプレビュー可能に

③ それでも開けない場合、IrfanViewやXnViewなど別ビューアで開いてみる

④ 他PCやスマホで開けるか試し、ファイルが破損していないか確認

動画編集ソフトで.avi ファイルを読み込むとエラーになる

① ソフトの推奨フォーマットをマニュアルで確認

編集ソフトAは「MP4/h.264」「MOV」のみ対応

② FFmpegでMP4に変換する

ffmpeg -i input.avi -c:v libx264 -c:a aac output.mp4

③ 変換後のoutput.mp4をソフトに読み込む

オンライン学習サービスに.pptxをアップできずエラー

① サポート形式の確認

サービスによって「.pptxのみ」ではなく「.pdfに変換してからアップロードしてください」と指定がある

② PowerPointで「ファイル → エクスポート → PDF 作成」

③ 生成された PDFをアップロードして問題解決

トラブルシューティングのポイントまとめ

拡張子(ファイル名)と内部フォーマットが一致しているか確認

ソフトのバージョンが最新か、またはその形式に対応しているかを調査

別の汎用ビューア/エディタで開いてみる

必要に応じて、ImageMagick/FFmpeg/Pandocなどの変換ツールを使う

ファイル自体に破損や欠損がないかチェックし、再入手する

Webサービスでは利用規約やヘルプに記載されたサポート形式・容量制限を守る

以上の手順を順に試してみることで、多くの場合「サポートされていないファイル形式です」というエラーを解決できます。問題が解消しない場合、どの時点でエラーが出るのか(OSのプレビューか、アップロードか、編集ソフトか)をもう一度確認し、適切なツールやフォーマット変換を併用してください。

目次
人気記事
パワーポイント MP4 再生できない

パワーポイントでMP4が再生できない

パワーポイント MP4 変換できない

パワーポイントをMP4に変換できない

クロームキャスト 動画 再生できない

クロームキャストで動画が再生できない

WonderFox HD Video Converter Factory Pro
多機能ソフト

WonderFox HD Video Converter Factory Proは、動画・音声ファイルの互換性に関連する問題を解決できる最適なツールです。開けない動画/音楽ファイルをサポートされる形式に変換することで、「サポートされていないファイル形式です」問題を解決できる以外に、良い品質を保ったまま動画・音声ファイルのサイズを圧縮し、保存容量を節約もできます。また、YouTube/FC2などのサイトへのアップロードに適した形式を含む500種類以上の出力形式に対応しています。安全かつシンプルで、誰でも簡単に使えます。詳細を見る >

  • 他の便利な機能:1000以上のサイトからの動画/音楽のダウンロード、動画/音楽編集、画面録画、GIF作成、動画からの音楽抽出など。
Free download 無料ダウンロード
Free download 無料ダウンロード
* Windows 11/10/8/7/Vista/...と互換性があります。
マルチメディアソフトソリューションの提供に専念する。
2009年から創業

利用規約 | プライバシーポリシー | ライセンスポリシー | Copyright © 2009-2025 WonderFox Soft, Inc. All Rights Reserved.

オールインワンの動画変換ソフト

HD Video Converter Factory Pro

動画・音声ファイルをMP4/MKV/MOV/MP3/WAV/iPhone/Android/TV…500種類以上のフォーマットに変換する。動画・音声のパラメータ変更も対応する。

動画編集、動画ダウンロード、画面録画&録音、GIF作成、スライドショー作成などの機能も搭載!

Back to Top