VLCを使えば、簡単に動画をズーム再生することができます。しかし、ビデオによって、VLCのインタラクティブズームが動かない場合もあります。この記事では、VLCで動画をズーム再生する方法、およびVLCで動画をズームできない時の解決策を紹介します。
VLCで動画をズーム再生する前に、まずVLCの最新バージョンをインストールしてください。
ステップ1.VLCメディアプレイヤーを開き、「メディア」>「ファイルを開く」をクリックして、ズーム再生したい動画をソフトに追加します。もしくは、動画を直接にVLCにドラッグすることも可能です。
ステップ2.メニュバーでの「ツール」>「エフェクトとフィルター」をクリックします。
ステップ3.「調整とエフェクト」ウィンドウで「ビデオエフェクト」>「ジオメトリ」の順でクリックします。
ステップ4.「ジオメトリ」画面の左上の「インタラクティブズーム」機能を起用します。
これで動画の左上に小さなプレビューウィンドウが表示されます。プレビューウィンドウ内の白い枠線に囲まれた部分はズーム部分です。白い長方形枠をドラッグすれば、動画のズーム再生する部分も変わります。
VLCの動画ズーム機能(インタラクティブズーム機能)は、水平に撮影されたビデオで正常に動作できるが、垂直に撮影されたビデオでVLCのインタラクティブズーム窓にある白い長方形枠が動かないことがよくあります。
その原因は、動画そのものにあります。一部分の動画、特にスマホで垂直に撮影されたビデオには、通常90度の回転パラメータが付いていることが多いです。VLCは回転パラメータを認識して、ビデオを自動的に正しい方向に回転して再生できるが、インタラクティブズームを実行することができません。
また、Windows Media Playerで回転パラメータが付いている動画を再生すると、動画の画面が逆になっています。もしVLCでこのような動画をズーム再生したいなら、動画から回転パラメータを削除することが必要です。
上記の通り、動画の回転パラメータを削除すれば、VLCで動画をズーム再生することができます。
今回はWonderFox HD Video Converter Factory Proというソフトを利用して、動画の回転パラメータを削除したいと思います。また、このソフトは自動的に動画の回転パラメータを削除できる以外、動画の形式を変換したり、動画をGIFに作成したり、動画を回転したりすることも可能です。
動画の回転パラメータを削除する手順は以下の通りです。
ステップ1.WonderFox HD Video Converter Factory Proを起動し、「変換」画面に入ります。「+ファイル追加」、または「+フォルダ追加」をクリックして、回転パラメータが付属している動画をソフトに追加します。
ステップ2.右の形式アイコンをクリックして、ファイルの出力形式を選択します。ここでは、例として、「動画」タブから「MP4」を選択します。動画には回転パラメータが付いているが、手動で動画を回転する必要はありません。このソフトは回転パラメータを自動的に検出して削除できます。
ステップ3.下部の逆三角形をクリックして、出力先フォルダを指定してから、「変換」ボタンをクリックします。変換した動画をVLCに取り込めば、普通にVLCでズーム再生することができます。
ヒント:もし、変換した動画をVLCに追加して、横に伸びた状態になっている場合は、ツールバーの「ビデオ」で「アスペクト比」を「デフォルト」に設定してください。
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