Windows メディアプレイヤーで動画・音楽を編集するには

筆者の調査結果によると、Windows Media PlayerとWindows 11向けの新しい「Media Player」は、いずれも動画や音楽ファイルの再生が可能ですが、編集ができないようです。動画や音楽のクロップ、回転、結合、分割、動画への字幕・音声の追加などの編集をしたい場合は、専門の動画・音楽編集ツールやWindows 10付属の「ビデオ エディター」を利用するとよいかもしれません。また、プラグインをインストールして、Windows メディアプレイヤーに編集機能を追加するのも方法の一つです（ダウンロードやインストール時にウイルス感染の危険性がある、しかも提供される編集機能は少ないため、あまりおすすめしせん）。そのため、この記事の後半では、Windowsパソコンで使える初心者向けの高機能な動画編集ツールをおすすめします。ご興味のある方はぜひご覧ください。また、Windows 11で「Windows メディア プレーヤー」と「Clipchamp」を連携して使って動画を編集する方法も説明します。

• 動画を縦横回転｜動画の向きを変える｜携帯で撮った動画を編集

ちなみに、Windows メディアプレイヤーにも「編集」機能はありますが、これはよく使う動画・音楽編集機能ではなく、Windows メディアプレイヤー内のメディアファイルを仕分けするためのメタデータ編集機能です。具体的な使い方は、以下の通りです。

1、動画・音楽ファイルをWindows メディアプレイヤーのメディアライブラリに追加します。

2、編集したいファイルを右クリックし、「編集」を選択すると、Windows メディアプレイヤー内の動画・音楽ファイルのメタデータ（番号、タイトル、評価、参加アーティスト、アルバム、ジャンル、リリース年、作曲者、保護者による制限、アルバム アーティスト...）を編集することができます。

Windows メディアプレイヤーの代替編集ソフト「HD Video Converter Factory Pro」を起動します。

「変換」をクリックすると、編集画面に入ります。

「ファイル追加」ボタンをクリックして動画・音楽ファイルをこのWindows メディアプレイヤーの代替編集ソフトに追加するか、動画・音楽ファイルを直接ドラッグします。

動画・音楽がこのWindows メディアプレイヤーの代替編集ソフトに追加されると、各ファイルの下にツールバーが表示され、字幕追加/結合/圧縮/分割/回転/反転/クロップ/動画効果追加/基本的なカラーグレーディング/特殊効果追加/サウンドトラック削除・追加/ウォーターマーク・画像・文字追加など、多くの編集ツールが提供されています。また、右の「パラメータ設定」ボタンをクリックすると、動画・音楽のエンコーダ/ビットレート/解像度/フレームレート/アスペクト比/チャンネル/サンプルレート/ボリュームなどのパラメータを一括変更することができます。

ニーズに応じて編集ツールを選択し、このWindows メディアプレイヤーの代替編集ソフトで動画・音楽を編集しましょう。

動画・音楽を編集しながら他の形式に変換したい場合は、右側の形式画像をクリックして書き出し形式を選択しましょう。ここでは、「動画」の「MP4」を例に取ります。

下部の逆三角形のボタン「▼」をクリックして出力フォルダを設定します。

最後、「変換」をクリックすると、このWindows メディアプレイヤーの代替編集ソフトで編集した動画・音楽が書き出されます。

まず、Microsoft StoreからClipchampをインストールします。ClipchampはWindows 11の公式の動画エディターで、無料で使えるオンラインツールです。

次に、Windows メディア プレーヤーを開き、ビデオ ライブラリを選択します。編集したい動画を右クリックして、「Clipchampで編集」を選択します。

Clipchampの編集画面が表示されたら、タイムラインに動画をドラッグ＆ドロップします。画面左側のツールバーでテキスト、音楽、切り替えなどのエフェクトを追加できます。

画面右側のツールバーで動画のキャプション、オーディオ、フェード、フィルター、色、速度などの調整ができます。

動画の編集が終わったら、右上の「エクスポート」ボタンをクリックして、動画の画質を選択して保存します。