Audacityを使っていて「マイクの音が全く入らない」、「PC内で流れているYouTubeの音声が録音できない」というトラブルは頻繁に発生します。
【結論】Audacityで録音できない場合の主な原因は以下の3つです。
この記事では、具体的な状況別の対処法と、より簡単に録音・変換ができる代替ソフトについて詳しく解説します。
【この記事でわかること】
マイクを接続しているのに波形が全く動かない場合、Audacity本体ではなくPC側の設定に問題があるケースがほとんどです。
【解決策】Windowsのマイク・プライバシー設定を確認する
また、Audacity内の「マイク設定」(録音デバイスのドロップダウンメニュー)で、接続したマイク(例:USB Condenser Microphoneなど)が正しく選択されているかも合わせて確認してください。
Audacityで「PC内から鳴っている音(ゲーム音や通話音声など)」を録音したいのにできないという悩みは、オーディオホストの設定ミスが原因です。
【解決策】オーディオホストを「Windows WASAPI」に変更する
この設定で、AudacityでPC音を録音(内部録音)できるようになります。Windows11環境でもこの手順は共通です。
ブラウザ上で再生しているYouTubeなどの音声をAudacityで録音したい場合も、基本的に上記の「WASAPI + loopback」の設定で解決します。
ただし、ブラウザ側の仕様や拡張機能が干渉している場合、音が入力されないことがあります。その際、ブラウザの再起動や、一時的に他のブラウザ(ChromeからEdgeなど)を試すことで解決することが多いです。
録音ボタンを押すと「サンプリングレートを開けません」というAudacityエラーが出る場合があります。これは、Windowsのサウンド設定とAudacityの設定にズレが生じている証拠です。
【解決策】サンプリングレートを統一する
Windowsのサウンドコントロールパネルを開き、録音・再生デバイスの「プロパティ」>「詳細」タブを確認します。「規定の形式」が「44100Hz」または「48000Hz」になっているか確認し、Audacity側の「プロジェクトのサンプリングレート(左下)」と数値を全く同じに合わせてください。


Audacityは高機能で素晴らしい無料ソフトだが、「WASAPIの設定がややこしい」、「エラーが多くて毎回つまずく」と感じる方も少なくありません。特に、単にPC画面や音声をサクッと録音したい場合は、別のソフトを使った方が圧倒的に早いことがあります。用途に合わせて、以下のソフトを検討してみてください。
特徴・向いている人:エラーなく安定して録音・変換したい人
内部音声の録音しやすさ:◎ (直感的で簡単)
形式変換の柔軟性:◎ (500種以上・一括対応)
Audacityの設定に疲れた方に最もおすすめなのがこのソフトです。名前はビデオコンバーターですが、実は強力な「画面録画・音声録音」機能を備えています。
「録音した後にファイル形式を変換したい」、「エラーに悩まされず安定してPC音を録りたい」という実用性を重視する方に最適です。
WonderFox HD Video Converter Factory Proを実行し、メイン画面で「録画」をクリックします。
次のウィンドウで「音声録音モード」を選択します。
「形式」リストから録音ファイルの出力形式を選択します。
そして、システム音(パソコンの内部音声)を録音するか、マイク音を録音することを選択します。
「出力フォルダ」欄の右端にある逆三角形をクリックして、録音ファイルの保存先を指定します。
赤い「REC」アイコンをクリックして、録音を開始します。
録音終了はホットキー「Ctrl + F1」をクリックしてください。
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ソフトのインストール自体を避けたい場合、ブラウザ上で動くScreenAppのようなサービスも選択肢になります。タブの音声だけをピンポイントで録音・録画できるため、手軽さではトップクラスです。
特徴・向いている人:録画と同時に高度な音声分けをしたい人
内部音声の録音しやすさ:◯
形式変換の柔軟性:△ (録音特化ではない)
「Discordの音声とゲーム音を別々のトラックで録音したい」など、より高度な配信・録音環境を構築したい場合、仮想オーディオミキサーであるVoiceMeeter Bananaや、配信ソフトのOBS Studioの録音機能を活用するのがベストです。
筆者が過去にポッドキャストの背景音として、かすかな「環境音(軽微な水流の音など)」を録音・編集した際、Audacityの初期設定のままでは音が少しこもったり、ノイズが乗ったりする失敗がありました。
Audacityで録音を高音質に保つには、以下の2点に注意してください。
A: 私的利用の範囲(自分だけで楽しむため)であれば違法ではないが、録音したデータを動画サイトにアップロードしたり、他人に配布したりすると著作権法違反となります。利用規約を遵守して自己責任で行ってください。
A: Windowsのアップデートにより、プライバシー設定(マイクへのアクセス許可)がリセットされることがあります。まずは設定アプリから「マイクのアクセス許可」がオンになっているかを真っ先に確認してください。
A: Audacity単体では、マイクとPC音の「完全な別トラック同時録音」は困難です。この場合、OBS Studioを使用するか、WonderFox HD Video Converter Factory Pro等で映像ごと録画し、後から音声を分離するアプローチの方が確実です。
Audacityで録音できない問題は、一見複雑に見えるが、原因の9割は「Windowsのプライバシー設定」か「Audacityのオーディオホスト(WASAPI)設定」のどちらかです。
もし、「いちいち設定を変更するのが面倒」、「Audacity特有のエラーに対処するのがストレス」と感じる場合、直感的な操作で内部録音からフォーマット変換まで一括でできるWonderFox HD Video Converter Factory Proなどの活用も検討してみてください。自分の用途とPCスキルに合ったツールを選ぶことが、快適な音声制作への一番の近道です。
動画・デジタルメディア分野で5年以上の実務経験を持つテクニカルライター。これまで動画編集、動画・音声変換、録画、ダウンロード、DVDバックアップなどに関する数多くの解説記事やトラブルシューティング記事を執筆してきました。日常的にソフトの動作検証やユーザーからのフィードバック分析に携わっており、実際の検証結果や利用経験に基づいた、再現性の高い情報発信を心がけています。初心者でも理解しやすいステップ形式の解説を得意とし、「最短で問題を解決できること」を重視したコンテンツ制作を行っています。AudacityでマイクやPC音声が録音できない問題はWindowsのプライバシー設定やWASAPI設定の見直しで解決可能ですが、設定が手間に感じる場合は手軽に録音やファイル変換ができる代替ソフト「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」の活用も有効です。
動画・デジタルメディア分野で5年以上の実務経験を持つテクニカルライター。これまで動画編集、動画・音声変換、録画、ダウンロード、DVDバックアップなどに関する数多くの解説記事やトラブルシューティング記事を執筆してきました。日常的にソフトの動作検証やユーザーからのフィードバック分析に携わっており、実際の検証結果や利用経験に基づいた、再現性の高い情報発信を心がけています。初心者でも理解しやすいステップ形式の解説を得意とし、「最短で問題を解決できること」を重視したコンテンツ制作を行っています。AudacityでマイクやPC音声が録音できない問題はWindowsのプライバシー設定やWASAPI設定の見直しで解決可能ですが、設定が手間に感じる場合は手軽に録音やファイル変換ができる代替ソフト「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」の活用も有効です。
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