FFmpegの使い方:FFmpegでMP4などの動画を圧縮する方法

作者: サエ
Publish date
更新:2026/07/03
FFmpeg代替ソフトで動画を圧縮

FFmpeg代替ソフトで動画を圧縮する>>

  • ステップ1、圧縮したい動画をソフトにインポートする。
  • ステップ2、圧縮率調整、解像度変更などで動画を圧縮する。
  • ステップ3、圧縮した動画を書き出す。

FFmpegはコマンドプロンプトで操作するコマンドラインソフトです。FFmpegを利用すれば、動画のファイル形式変換、動画圧縮、動画の解像度/コーデック/ビットレート/フレームレート変更、動画の切り出し、動画の音声抽出など様々なことができます。

本文では、主にFFmpegを利用してMP4などの動画を小さく圧縮する二つの方法について説明いたします。動画の容量を小さくしたいなら、ぜひご参考ください。

FFmpegのインストール方法

動画を圧縮する前に、まずは下記手順にしてがってFFmpegをインストールしましょう。

* ここでは、Windows10でのインストール手順を説明いたします。

1FFmpegの公式サイトにアクセスして、自分のOSに応じて適切なFFmpegファイルをダウンロードします。

2ダウンロードしたFFmpegファイルを任意のフォルダに解凍して、中にある「bin」フォルダのパスをコピーします。

FFmpegをダウンロード
FFmpegをダウンロード

3PCの設定を開き、「システム」>「詳細情報」>「システムの詳細設定」>「環境変数」を順次クリックします。

4「システム環境変数」で「Path」をクリックして「編集」をクリックします。

5「新規」をクリックして、コピーした「bin」フォルダのパスを貼り付けて「OK」をクリックすればいいです。

環境変数を設定
環境変数を設定

続いては、下記二つの方法で動画のサイズを圧縮すればいいです。

方法1.FFmpegでCRF値を調整して動画を圧縮する

CRFは「Constant Rate Factor(固定品質)」の略称で、動画のエンコードにおいて、指定した品質を達成するために動画のビットレートを動的に調整する機能です。

CRFの範囲は0~51です。CRF値が小さいほど動画の品質が高くなり、ファイルサイズが大きくなります。もちろん、値が高いほど動画の品質が低くなり、ファイルサイズが小さくなります

動画コーデックによっては、CRFのデフォルト値が異なります。例えば、H264のデフォルト値は「23」、H265のデフォルト値は「28」、VP9のデフォルト値は「31」となります。

つまり、FFmpegで動画を圧縮したいなら、CRFを動画のデフォルト値から最大値までの間の値に指定すれば良いです。

そして、FFmpegでCRFの値を調整して動画を圧縮するためのコマンドは以下の通りです。

ffmpeg -i 入力ファイル名 -crf ×× 出力ファイル名

FFmpegで動画を圧縮する方法

続いては、FFmpegを利用してCRFの値を調整して、MP4などの動画を圧縮する手順について説明いたします。

1圧縮したい動画のアドレスバーで「cmd」を入力して「Enter」キーを押してコマンドプロンプトを開きます。

コマンドプロンプトを開き
コマンドプロンプトを開き

2コマンドプロンプトで上記コマンドを入力します。例えば、今回はH264で圧縮された81MBの動画(input.mp4)を圧縮するために、コマンドを「ffmpeg -i input.mp4 -crf 28 output.mp4」として入力します。

コマンドを入力
コマンドを入力

3「Enter」キーを押せば動画の圧縮が開始されます。しばらく待つと、圧縮された動画が元動画と同じフォルダに表示されます。

FFmpegで動画を圧縮
FFmpegで動画を圧縮

方法2.FFmpegで動画の一部を切り出して動画を圧縮する

動画内に不要な部分があれば、必要な部分だけを切り出せば動画のサイズを圧縮することができます。FFmpegで動画の一部を切り出すコマンドは以下の通りです。

ffmpeg -i 入力ファイル名 -ss 開始時刻 -to 終了時刻 -c copy 出力ファイル名

「-ss 開始時刻」で切り出したい部分の開始時刻を入力します。「-to 終了時刻」で切り出したい部分の終了時刻を入力します。

FFmpegで動画を圧縮する方法

では、FFmpegを使って動画の一部を切り出して動画を圧縮する手順を説明いたします。

1圧縮したい動画のアドレスバーで「cmd」を入力して「Enter」キーを押してコマンドプロンプトを開きます。

2切り出したい部分の時間に応じて、上記コマンドインをコマンドプロンプトで貼り付けます。

3「Enter」キーを押せば、動画から一部を切り出すことができます。

FFmpegで動画の一部を切り出す
FFmpegで動画の一部を切り出す

▶上記二つの方法以外に、FFmpegで動画のファイル形式を変換したり、動画の解像度・ビットレート・コーデックなどを変更したりすることで動画を圧縮することも可能です。必要があれば、ネット上で各方法コマンドインを検索してみてください。

FFmpegで動画圧縮の注意点

FFmpegのコマンドを活用すれば、動画を簡単に圧縮できますが、いくつかの注意点もあります。例えば:

1、CRFの値がデフォルト値より高くなるとファイルサイズが小さくなりますが、動画の画質も悪くなる恐れがあります

2、動画のコーデックによってCRFのデフォルト値が異なりますので、圧縮する前に事前に動画のコーデックと相応のCRF値を調べるほうがいいと思います。

3、長い動画を圧縮する際、かなり時間がかかる可能性があります。動画を希望のサイズに圧縮できず、再度やり直したい時は不便です。

FFmpeg代替ソフトで動画を圧縮する

FFmpegの代わりに、もう一つ使いやすい動画圧縮ソフトを紹介したいと思います。

WonderFox HD Video Converter Factory Pro」は動画のコーデック・解像度・ビットレート変更、動画の切り出しなどを通して動画のサイズを簡単に圧縮できるソフトです。また、「バッチ圧縮」機能が搭載され、圧縮率を設定すれば手軽に複数動画のサイズを一括で圧縮できます。

MP4・MOV・MPG・AVI・MKVなど各種の動画形式に対応し、H264・H265・VP9・AV1など様々な動画コーデックをサポートします。また、動画の連結、回転、エフェクトかけ、色調調整、音声追加などの編集機能も付いています。

次は、このソフトで動画の圧縮方法について簡単に説明させていただきます。

Free download 無料ダウンロード
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ステップ1、圧縮したい動画をソフトにインポートする

WonderFox HD Video Converter Factory Proを実行し、メイン画面で「変換」をクリックします。

次の画面で「ファイル追加」をクリックして圧縮したい動画をソフトにインポートします。

👉ヒント:ソフトをインポートしたら、ファイルリストにある「i」のようなアイコンをクリックすれば、元動画のコーデック(エンコーダ)、解像度、ビットレートなどを確認できます。

圧縮したい動画をソフトにインポート
圧縮したい動画をソフトにインポート

ステップ2、動画のサイズを圧縮する

  • 方法1、動画のコーデック・解像度・ビットレートなどを変更する

画面右側のフォーマットアイコンをクリックして動画の出力フォーマットを指定してから、下の「パラメータ設定」をクリックします。

動画のコーデックを元より圧縮率が高いものに変更したり、動画の解像度・ビットレートを元より低い値に指定したりすれば、動画のサイズを圧縮できます。

動画のコーデック・解像度・ビットレートなどを変更
動画のコーデック・解像度・ビットレートなどを変更
  • 方法2、動画の一部を切り出す

ファイルリストにある「切り取り」ボタンをクリックします。

スライダーをドラッグして残したい部分を指定して「切り取り」ボタンをクリックします。繰り返せば動画から複数の部分を切り出せます。

完了したら、「OK」をクリックします。

動画から必要な部分のみ切り出す
動画から必要な部分のみ切り出す
  • 方法3、圧縮率調整で動画を圧縮する

ソフト下部にある「バッチ圧縮」アイコンをクリックして、スライドバーをドラッグすれば圧縮率を調整できます。

圧縮率調整で動画を圧縮する
圧縮率調整で動画を圧縮する

ステップ3、圧縮した動画を書き出す

最後は、「▼」ボタンをクリックして動画の保存先を指定した後、「変換」をクリックすれば動画を圧縮して保存できます。

圧縮した動画を書き出す
圧縮した動画を書き出す
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  • 動画のコーデック変更、解像度・ビットレート・フレームレート下げで動画を圧縮する。
  • 圧縮率調整で複数動画を一括で圧縮する。
  • 独自のエンコーディング技術を利用して、動画の品質損失を最小限に抑えながら動画を圧縮できる。
  • 動画形式変換、動画編集、動画ダウンロード、画面録画、GIF作成などの機能も搭載。
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* Windows11/10/8.1/8/7/Vistaに対応

後書き

今回は、FFmpegを使ってMP4などの動画サイズの圧縮方法について紹介していきました。FFmpegが使いにくいと思ったら、本文で紹介した初心者用動画圧縮ソフト「WonderFox HD Video Converter Factory Pro」を試してみてください。

WonderFox HD Video Converter Factory Proのダウンロード先>> WonderFox HD Video Converter Factory Proのダウンロード先>>

サエ

サエ

2019年にWonderFoxに入社し、記事編集を担当しています。動画/音楽変換、ダウンロード、編集など各種メディアファイル関係の執筆を行っています。ユーザー様に分かりやすく役立つ情報を提供できるよう心がけています。

多くの方にとって、FFmpegのコマンドイン活用は難しいでしょうね。実は、サイト上でFFmpegの使い方や、各場面に必要なコマンドインなどが記載している情報がたくさんあります。FFmpegの使い方に迷うなら、ネット上で検索したり、AIに聞いてみたりしましょう。

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サエ

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2019年にWonderFoxに入社し、記事編集を担当しています。動画/音楽変換、ダウンロード、編集など各種メディアファイル関係の執筆を行っています。ユーザー様に分かりやすく役立つ情報を提供できるよう心がけています。

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