放送方式に対応しているかどうかとは別に、DVDが正しく再生されるかどうかは、さまざまな要因で決まります。例えば、DVDディスク/PCのDVDドライブ/DVDプレーヤーが壊れていないか、DVDのリージョンコードがプレーヤーに対応しているか、DVDに各種コピーガードがかかっていないか、PCに適したDVD再生ソフトがインストールされているか、DVDに保存されている動画がデコードできるか、などです。
NTSC方式のDVDが再生できない問題の解決法を様々な角度から探してみると、以下のようにまとめることができます。
●DVDディスク/PCのDVDドライブ/DVDプレーヤーが破損していないことを確認します。破損している場合、修理または交換をしてみましょう。
●放送方式が同じでもリージョンコードが異なる可能性がありますので、DVDプレーヤーをリージョンコードフリーのものに交換してみるか、PCでDVDのリージョンコードをDVDプレーヤーに対応した値に変更する(変更できる回数に制限がある)のがよいかと思われます。
●PCで再生する場合、DVD再生に対応したDVDプレーヤーをインストールしておきましょう。
上記の3つの方法を試してもNTSCのDVDが再生できない問題が解決しない場合、DVDに強力なコピーガードがかかっている、DVDの動画がPC/DVDプレーヤーでデコードされにくいことは再生できない原因であることがわかります。この場合、これまでの方法でNTSCのDVDが再生できない問題を解決することはほぼ不可能ですので、後述する間接的な解決策を読んでみてください。
NTSC方式のDVDが再生できない問題の原因が何であれ、WonderFox DVD Ripper Proのようなツールを使ってDVDを変換/コピーすることで、間接的に解決できます。これはミニマムなインターフェースを持って簡単に使えるので、初心者に最適なDVDコピー/変換ソフトです。再生できないNTSCのDVDを、このWindows向けソフトでMP4/MOVなどに変換することで、従来の視聴方法に加えて、様々なデバイスで様々な方法で視聴できるようになるので、DVDの汎用性が大幅に向上します(この時DVDは動画ファイルとして再生される)。もちろん、再生できないNTSCのDVDをISOファイルやDVDフォルダに丸ごとコピーすることも可能です。ちなみに、コピーと変換のどちらを選んでも、出力したファイルをPCで新しいDVDに書き込むことができます。一言で言えば、この方法はNTSCのDVDが再生できない問題の直接的な解決策とは言えませんが、良い選択肢だと思います。また、ISOファイル変換、GPUアクセラレーション、ワンクリック画質設定、パラメータカスタマイズ、DVD編集、字幕追加などの機能を搭載し、多様なニーズにさらに応えます。
次に、再生できないNTSCのDVDを変換/コピーする手順を詳しくご説明します。その前にまず、WonderFox DVD Ripper Proを無料でダウンロードし、お試しください。
再生できないNTSCのDVDをWindows PCのDVDドライブに挿入します。DVD変換/コピーソフトWonderFox DVD Ripper Proを実行します。メイン画面の「DVDディスク」をクリックし、挿入されたDVDを選択して「Ok」をクリックします。
「出力フォーマット」アイコンをクリックします。「1:1 Quick Copy」(速くて丸ごとコピー)カテゴリで「ISO」・「DVD Folder」・「MPG」を選択するか、「Video」・「Web」・「HD/4K」カテゴリでMP4・HD MP4・WebMなどのフォーマットを出力フォーマットとして選択します。
「出力フォーマット」の下のスライダーをドラッグし、変換する時の動画品質を設定します。素早く丸ごとコピーする場合、設定しなくても問題ありません。「フォルダ開く」左の「…」をクリックし、出力先を選択します。右下の「RUN」をクリックし、再生できないNTSCのDVDの変換/コピーを開始します。
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