1080iと1080pの違いは？1080iを1080pに変換する方法

今の時代では、1080Pはもはや珍しくないものとなっています。多くのスマートフォンやタブレット、パソコン、ハイビジョンテレビでも1080Pの解像度をサポートしています。しかし、一部のテレビでは、1080iと表示される場合があります。それはどういう意味でしょうか？1080iと1080pとはどんな違いがあるでしょうか？

次の内容では、上記の疑問を解け、1080iと1080pの違いを説明する上、1080iを1080pに変換する方法について詳しく解説いたします。

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Part1、1080iと1080pの違い

1080iと1080pの違いについて

1080iと1080pの両方は、幅1920ピクセル、高さ1080ピクセルの解像度を指します。つまり、1080iと1080pは同じ解像度です。ですが、下記の違いがあります。

1、走査方式

1080iの「i」は飛び越し走査（インターレーススキャン）を指し、1080pの「p」は順次走査（ノンインターレース・プログレッシブ走査）を指します。

走査方式を説明するには、昔のCRTテレビからお話する必要があります。従来のCRTテレビの動作原理は、電子ビームを画面上で1行ずつスキャンし、発光させることで画像を表示させることです。昔のテレビ送信は、帯域幅の制限により、帯域幅を節約するために、インターレースのみ送信できます。

テレビ画面を複数のピクセル行として想像してみてください。高さ1080ピクセルなら、一つの画面で1080行のピクセルがあることです。インターレーススキャンでは、その1080行のピクセルを2回分けて走査することです。1回目は奇数行（1、3、5…1079）を順次走査、2回目は偶数行（2、4、6…1080）を順次走査します。この2回の走査が完了したら、1フレームの画像のスキャンが完了するということです。ですが、人間の目は残像効果があるため、目に映ったのは完全な画像のままです。これが飛び越し走査（インターレーススキャン）です。

それに対して、順次走査（ノンインターレース）は後継技術であり、一つの画面にあるすべてのピクセルを順次にスキャンすることができます。したがって、インターレーススキャンより1倍多くの帯域幅を使用する必要があります。

2、利用対象

1080iは衛星放送や地上波放送、ハイビジョンカメラなどによく使用され、ドキュメンタリーや野生動物などの撮影に適しますが、スポーツ映像や映画などには向いていません。1080pはブルーレイディスク、ストリーミング動画、コンピュータディスプレイ、ゲーム機などに良く使用されています。

3、画質

両者の本質は、走査方式の違うことです。インターレーススキャンに比べて、画像を同時に表示できる順次走査の方は、画面がより滑らかです。と言っても、それは肉眼ではなかなか判別できない区別です。

1080iと1080p、どっちがいい？

上記で話すように、肉眼では、1080iと1080pの違いを判別することは容易ではありません。しかし、一部の1080i動画を見るとき、特に迅速に移動している人物やものがあるシーンでは、周りに変な水平線や残像があると気づくことがあります。1080pの動画ではそのような問題がありません。それに、スキャンの効率がより高いため、1080p動画の画面がより滑らか、ハッキリと見えます。

Part2、1080iを1080pに変換する方法

お使いのデバイスが1080p対応の機器であれば、1080iのインターレースを解除して、動画を1080iから1080pへ変換することがお薦めです。

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* 今、多数のテレビが自動的に1080iを1080pに変換できますが、スマホでは自動変換できません。