H264について、アップルはソフトウェアとハードウェアの両面で万全の対応をしています。一方、H264のロイヤリティフリーの代替手段であるWebMについて、Google、Firefox、Internet ExplorerおよびYouTubeをはじめとする主流の動画共有サイトが広く採用しているのに対して、アップルはまだ何もしていません。WebM動画は高品質でありながら帯域幅の消費が少ない特徴があります。個人的には、これはアップル利用者を含むますます多くの人がこの動画形式を好む理由だと思います。iPhoneのSafariブラウザでWebM動画を再生しますと、非互換性問題は避けられません。そこで、今回はiPhoneでWebM動画を再生するための二つのソリューションを紹介したいと思います。
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PlayerXtreme Media PlayerはWebM、3GP、AVI、MP4、VOB等ほとんどの動画形式をサポートしており、スクリーンを数回クリックするだけでSafariブラウザのWebM動画を視聴できます。
①PlayerXtreme Media Playerをインストールします。
②再生したいWebM動画のページを開き、新しいタブでそのURLを開きます。
③「開く」リンクをクリックして、「PlayerXtremeで開く」を選択すればWebM動画が自動的に再生されます。
ヒント:iPhoneローカルのWebMファイルを再生したい場合は、ファイルパスを見つけて動画をタップしますと、「PlayerXtremeで開く」を選択できます。PlayerXtreme Media Playerの他、VLC Media PlayerもiPhoneでWebMファイルを再生するための良い選択です。
WebMをiPhone動画形式に変換すれば、非互換性問題を心配せずにiPhoneでWebMを再生できます。
WonderFox HD Video Converter Factory ProはワンクリックでWebMをiPhoneでサポートされている動画形式に変換できます。また、iPhone13/13 Pro/13Pro Max/13mini、iPodおよびiPadシリーズなど様々なアップルデバイスに特化したプリセットも用意されており、お使いのデバイスでサポートされている形式を調べる必要はありません。さらに、形式変換以外に、オンラインのWebM動画をダウンロードすることもできます。このソフトを利用してWebMをiPhone動画形式に変換する手順は下記になります。
WonderFox HD Video Converter Factory Proを実行し、WebM動画をソフトに追加します。
所持しているWebMファイルを再生したい場合はメイン画面で「変換」をクリックして「ビデオコンバータ」を開き、「ファイル追加」をクリックしてローカルの動画ファイルを選択してソフトに追加します。
オンラインのWebM動画を再生したい場合、まずはメイン画面で「ダウンロード」を選択してWebM動画をダウンロードします。その後、ダウンロードしたWebM動画を「ビデオコンバータ」にインポートします。
画面右側の形式アイコンをクリックして500以上のプリセットから構成する出力形式リストを開きます。「Apple」カテゴリに移動してお使いのデバイスモデルを選択します。
ご覧のように、WonderFox HD Video Converter Factory Proにはアップルデバイスに特化したプリセットがたくさん用意されています。このソフトを利用すれば、iPhoneでWebMメディアを再生できるだけでなく、Apple TVでMKVを再生したり、YouTube動画をiPhoneにダウンロードしたりすることもできます。
「▼」アイコンをクリックして動画の出力先を選択します。最後に「変換」をクリックしてWebMをiPhone動画形式に変換します。
変換後の動画ファイルをiPhoneに転送すれば、iPhoneでWebM動画を再生できるようになります。
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