パソコンやDVDプレーヤーでディスクを読み込んだ際、「このディスクは地域コードが違うためこのプレーヤーでは再生できません」というエラーが出て困っていませんか?日本のDVDであるはずの「リージョン2」が再生できなかったり、海外で購入した「リージョン1」の輸入盤がエラーになったりするのには、明確な理由があります。
【この記事でわかること】
DVDが地域コードのエラーで再生できない場合、解決策は以下の3つです。
それぞれの具体的な手順と、あなたに合ったソフトの選び方を順番に解説していきます。


DVDに、販売地域ごとに「リージョンコード(地域コード)」が割り当てられています。ディスク側とプレーヤー側のコードが一致しないと、映像を再生することができません。
日本のDVDプレーヤーは「リージョン2」に設定されているため、北米で購入したDVD(リージョン1)を入れようとしても、「地域コードが違う」というエラーで弾かれてしまいます。これが、海外の輸入盤が再生できないトラブルの中で最も多い原因です。
一方で、「日本のプレーヤーに、ヨーロッパで買ったリージョン2のDVDを入れたのに再生できない!」というケースも頻繁に発生します。実は、このリージョンコード2が再生できない問題の裏に、国ごとの「映像方式」の違いが隠れているのです。
つまり、リージョンが同じ「2」であっても、この映像方式(NTSCとPAL)が異なると、一般的な日本の家庭用テレビやプレーヤーでは再生できません。この場合、パソコンのDVDドライブを使用するか、両方の映像方式に対応したプレーヤーが必要になります。


WindowsやMacのパソコンに内蔵・外付けされているDVDドライブは、設定からリージョンコードを変更できます。リージョン1 パソコンで視聴したい場合の手軽な方法です。
【Windowsでの手順】
※重大な注意点※
PCドライブの変更回数に「最大5回」という制限があります。5回変更すると、最後に設定したリージョンで完全に固定されてしまい、以降はDVDリージョンフリーの状態に戻すことはできません。
回数制限を消費したくない場合、強力なフリーソフトである「VLC media player」を使うのが定番です。VLCは独自のデコーダーを持っているため、ドライブのリージョン設定を無視して再生できることが多いです。ただし、最近のドライブ(RPC-2という規格)はハードウェア側で強力に制限がかかっているため、VLCを使ってもリージョンフリー再生できないケースが増えています。
「今後もスマホやPCで手軽に見たい」、「エラーを気にせず確実に視聴したい」という場合に最も実用的なのが、DVDリッピングソフトを使って、DVD内の映像データ(VOBファイルなど)をMP4などに変換してしまう方法です。これにより、物理的なディスクの制限から解放されます。


DVDのリージョンコード(1〜6)はもちろん、最新の強力なコピーガードやCSS、Disney X-project DRMなどを自動で即座に解除し、手軽にエラーなく動画ファイルへ変換したい方に最適な初心者向けソフトです。最大の特徴はGPUアクセラレーションによる圧倒的な変換スピードで、2時間の映画をわずか数分から十数分で高速リッピングできます。出力形式の豊富さも強みで、定番のMP4をはじめ、VOBやWebMなどの動画形式、さらにライブDVDからの音声抽出としてMP3、M4R、WAV、AACという多様なフォーマットなど500種類以上に対応しています。スマホでの視聴やBGM用途など、幅広く活用できる実用性の高い一本です。
DVDをパソコンのDVDドライブに挿入する
WonderFox DVD Ripper Proを無料ダウンロード無料ダウンロードして立ち上げる
「DVDディスク」ボタンをクリックし、DVDを選択してこのソフトに追加する
目標の動画を選択して(通常、「メイン動画」はDVDにある主な内容)、「出力フォーマット」をクリックする
必要に応じて、出力形式を選択する(「MPG」を選択すれば、一番速いスピードでリッピングできる)
「フォルダ開く」左の「…」をクリックして出力先を選択する(「フォルダ開く」をクリックすれば、出力フォルダを開くことができる)
右下の「RUN」をクリックしてDVDをパソコンへのリッピングを開始する
リッピング後、パソコンで直接再生したり、他のデバイスに転送して再生したり、リッピング/コピーしたコンテンツを新しいDVDに焼いて再生したりできる
強力なリージョン解除機能を備え、業界でも特に知名度が高い高機能リッピングソフトです。メニュー画面を保持したままのISO化や、AI技術を活用した画質のアップスケーリングなど、高度なバックアップ設定が可能です。MP4やMKVなどの出力に対応しており、「とにかく最高の環境と高画質でDVDデータを保存したい」という方に向いています。機能が充実している分、設定項目が多く価格もやや高めだが、細部までこだわりたい上級者には最適な選択肢です。
画質を一切劣化させずにDVDやBlu-rayのデータをそのままバックアップしたい場合におすすめです。リージョンコード解除にも対応しており、ベータ版キーを更新することで長期間無料で利用できる点が最大のメリットです。ただし、出力形式がMKVのみに限定されるため、iPhoneなどの端末で視聴する際、後から別の変換ソフトでMP4などにする一手間がかかります。変換を前提としないデータ抽出に特化したツールと言えます。
ファイル変換は行わず、PC上で手軽にDVDの映像を確認したい場合に便利な無料再生ソフトです。操作が簡単で初心者にも扱いやすいが、リージョン解除についてPCのDVDドライブの設定に依存します。リッピングやバックアップではなく、あくまで一時的な視聴用途として重宝します。


A. 確実な解決策として、Amazonなどで数千円から購入可能なリージョンフリーのDVDプレーヤーを使用するか、パソコン上でVLCなどの無料メディアプレーヤーを使う方法があります。さらに利便性を高めるなら、『WonderFox DVD Ripper Pro』のような専用ソフトを使用し、あらかじめDVDの映像をMP4などの動画ファイルに変換しておくのもおすすめです。
A. 通常の国産DVDプレーヤーや家庭用ゲーム機(PS4やPS5など)を利用した場合、ディスクを読み込んでも「地域コードが違う」というエラーが表示され、そのままでは再生できません。日本のテレビ画面で視聴したい場合、テレビに専用のリージョンフリープレーヤーを接続する必要があります。
A. 過去、ドライブのファームウェアを非公式プログラム(RPC-1)に書き換えるような改造手法が存在しました。ただし、現在はこの方法をするとドライブが完全に故障するリスクが極めて高いため推奨されていません。パソコンで海外のDVDを安全に楽しむには、ドライブのシステムを書き換えるのではなく、リッピングソフトを使って映像をデータ化する手法が最も確実かつ安全です。
「このディスクは地域コードが違うためこのプレーヤーでは再生できません」というエラーが出た場合、焦らずに以下のポイントを確認・実行してください。
ご自身の環境や、「パソコンで見たいのか」、「スマホに保存したいのか」という目的に合わせて、最適な方法を選んでみてください。
動画・デジタルメディア分野で5年以上の実務経験を持つテクニカルライター。これまで動画編集、動画・音声変換、録画、ダウンロード、DVDバックアップなどに関する数多くの解説記事やトラブルシューティング記事を執筆してきました。日常的にソフトの動作検証やユーザーからのフィードバック分析に携わっており、実際の検証結果や利用経験に基づいた、再現性の高い情報発信を心がけています。初心者でも理解しやすいステップ形式の解説を得意とし、「最短で問題を解決できること」を重視したコンテンツ制作を行っています。今回、DVDのリージョンコードや映像方式の違いで再生できない問題に対し、PCのドライブ設定変更、VLCでの再生、専用ソフトを使ったMP4変換(制限解除)という具体的な解決策を解説します。
動画・デジタルメディア分野で5年以上の実務経験を持つテクニカルライター。これまで動画編集、動画・音声変換、録画、ダウンロード、DVDバックアップなどに関する数多くの解説記事やトラブルシューティング記事を執筆してきました。日常的にソフトの動作検証やユーザーからのフィードバック分析に携わっており、実際の検証結果や利用経験に基づいた、再現性の高い情報発信を心がけています。初心者でも理解しやすいステップ形式の解説を得意とし、「最短で問題を解決できること」を重視したコンテンツ制作を行っています。今回、DVDのリージョンコードや映像方式の違いで再生できない問題に対し、PCのドライブ設定変更、VLCでの再生、専用ソフトを使ったMP4変換(制限解除)という具体的な解決策を解説します。
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