[詳しく解説]手軽にMP4をM4Aに変換する方法!出力フォーマットをMP3にしない訳は?

Q1:「MP4の動画ファイルから音声データを抽出したいですが、出力フォーマットをMP3とM4Aのどちらにするか迷っています。音質やファイルサイズ等の面でMP3とM4Aの違いを教えていただけませんか」

Q2:「動画から音声データを抜き取る方法を探しています。やたら長い動画なので、それを丸ごと音楽形式に変換するツールではなく、一部の音声のみを抽出できるツールが欲しいです。よろしくお願いします。」

動画を見ていたら聞こえてくるBGMを保存したくなるような時はありますよね。

その音楽を抽出しスマホ等のデバイスに保存すれば歩きながらでもその音楽を楽しめるし、ファイルサイズも小さくて済みます。

今回はMP4から音声データを抽出するツールを纏めてご紹介します。

元サヤ | 2021/06/23

M4Aについて

M4AとMP3の違い

動画から音声データを抽出するツール

後書き

M4Aについて

名前からすればMP4に似ているって思いませんか?

でも中身は全然違います。

MP4はMPEGという音声/画像等のデジタルデータを単体のファイルに格納する時に用いられる圧縮規格を策定するグループが開発した形式の一つで、MPEG-4動画の記録に用いられることが多いです。

また、そのグループによって定められた圧縮の国際規格はMP4の他にMPEG-1MPEG-2MPEG-4等があります。M4AはMPEG-4の派生の規格としてアップル社により開発された音楽形式です。

つまり、同じMPEG-4に対応するMP4とM4Aですが、MP4が画像、音声データを一つのファイルに格納する動画形式であるのに対し、M4Aは音声データのみを格納する音楽形式です。

また、M4Aを二種類に分けることができます。

コーデックがAAC、つまりAACという不可逆圧縮形式によっては圧縮されたM4Aと可逆圧縮のALACにより圧縮されたM4Aです。

音質的には当然可逆圧縮であるALACの方が断然上ですが、そのファイルがあまりにも大きいため、今一般的に見るM4Aは大抵AACによって圧縮されたモノの方が多いです。

人気記事:動画形式をMP3にMP4をAACにMP4をWAVに

動画をクロップして音楽形式に変換

HD Video Converter Factory Pro

このソフトはほぼ全てのメディア形式に対応できる上、500以上の動画・音楽形式が出力フォーマットとしてプリセットされています。手軽に動画から抽出したい部分をクロップし、音声データとして抜き取れます。

MP3とM4Aの違いについて

さて、動画から音声データを抽出するにはそのデータをどんな形式にするのかを決めるのは難しいことです。

音質、汎用性、ファイルサイズ等の要素を含めて考え、総合的に使い勝手の良い形式を探し当てるのは一定の知識が必要とされています。

例えば、今回のように動画から音声データを抽出するに当たって、なぜMP3よりM4Aを出力フォーマットにするのか?そのメリットは何でしょう?

では具体的に見てみましょう

MP3はMPEGグループの開発した動画規格であるMPEG-1から派生した「MPEG-1 Audio Layer-3」という音楽圧縮の規格です。M4AはMPEG-4から派生した音楽形式です。

MPEG-4はMPEG-1より先端的な技術を用いられたため、圧縮効率はMPEG-4の方が高いです。

それはつまり圧縮効率の面からすれば、MPEG-4に対応するM4AはMP3よりも高いということです。

圧縮効率が高いということは、例えば、500MBのCD音源のデータをファイルに格納するとします。

音源データを元の1/10くらいのサイズに圧縮できるMP3で圧縮すれば、ファイルサイズが50MB辺りの.mp3音楽が作成されます。

それに対し、元のサイズの1/14くらいに圧縮できるM4Aに対応するAACであれば、ファイルサイズが35MBあたりで済むということになります。

更に、ファイルサイズが同じである場合はM4Aの音質もMP3よりも高いです。それは圧縮効率がより高いAACはMP3と同じサイズにするには損なわれる元のデータ量がMP3より少なくて済むからです。

しかし、汎用性つまり対応する製品はMP3の方がダントツに多いです。

MP3は歴史が古く、今でも音楽ファイルの作成に幅広く利用されていて、どの製品においてもMP3に対応できないソフトはほとんどないと言えるでしょう。

一方M4AはAACやALACの様なアップル社が開発形式に対応する規格によって圧縮されたものであるため、アップル社の製品にサポートされていはいるが、WindowsやAndroidの製品とは互換性がなく、そういった製品での再生は/編集は難しい。

結論を纏めると、汎用性、つまりどのOSでも気軽にその音楽を再生したいのであれば、出力フォーマットをMP3にするのが一番であるのに対し、音質が高いもしくはより小さいサイズのファイルを作成したい時はM4Aを出力フォーマットにするほうが得策でしょう。

音声データを高音質の形式として抽出

HD Video Converter Factory Pro

このソフトには、MP3、M4Aの他に、WAV、FLAC等の高音質形式もプリセットされていて、如何なる形式の動画からでも手軽に音声データを抽出できます。

また、音質やファイルサイズを影響する「コーデック」、「ビットレート」等のパラメータ数値も自由に調整できる上、複数の音楽ファイルを結合して一つのファイルとして作成、好きな音楽をスマホの着メロとして作る様な機能も備わっています。

更に、Youtube、ニコニコ等の人気動画サイトを含め、300以上の動画/音楽共有サイトからデジタルコンテンツを無料ダウンロードする機能もこのソフトにあります。

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MP4等の動画形式から音声データを抽出する手順

WonderFox HD Video Converter Factory ProWonderFox HD Video Converter Factory Proをインストールして、手軽に音声データを抽出しましょう。

ステップ 1 MP4ファイルをソフトに追加

・HD Video Converter Factory Proを立ち上げます

・最初の画面で「変換」をクリックします

・次の画面で「ファイル追加」もしくは「フォルダー追加」をクリックしてMP4ファイルを追加します

ステップ 2 抽出したい部分をクロップ

・ファイルが追加されたら、青いバーにあるハサミの様なアイコンをクリックします

・次の画面で、青い線の両はしにある梯形のようなアイコンをドラッグすれば、抽出したい部分を特定できます

・又は、「開始」と「終了」の欄に的確な時間を入力すれば、指定の時間帯を切り取れます

・画面真ん中にある緑色の「切り取り」ボタンをクリックして、「OK」をクリックします

ステップ 3  出力フォーマットに設定します

・ここでは、例としてM4Aを出力フォーマットに設定しますが、もちろんほかの音楽形式を出力フォーマットにするのも可能です

・画面の右側でMP4、AVI等の形式が表示されている四角い枠をクリックします

・次の画面で「音楽」をクリックします

・「音楽」のカテゴリーで「M4A」をクリックします

ヒント:このステップの操作を終えたら「パラメータ設定」をクリックして、パラメータを調整する画面でビットレートの数値を上げれば音質も上がりますが、もちろん音質が上がる分ファイルサイズも大きくなります。また、この画面でコーデックの調整や音量の調整も簡単にできます。

ステップ 4 出力フォルダーを選択 変換開始

・画面の下にある「▾」をクリックします

・次の画面で出力フォルダーを選択したら、「OK」をクリックします

・画面の右下にある「変換」ボタンをクリックすれば変換が開始します

ネットの状況に影響されて変換速度が速くなったり遅くなったりすることもありますが、MP4から数分の音声データをM4Aとして抽出する場合は通常5秒以内に抜き取れます。

先ほどオススメしたソフトで長い動画から一部の音声データだけを抜き取れますが、元々持続時間の短い動画を丸ごと音楽形式に変換するならソフトよりオンラインサイトのほうが便利です。

ここでは筆者が使い勝手がいいと思えたオンラインサイトを二つご紹介します。

Convertio

公式サイト:https://convertio.co/ja/

メリット

・オンラインサイトの中では変換速度はかなり速い

・長年運営のサイトなので、安全性が保証されます

・出力できるフォーマットは多い

・ビットレート等のパラメータ数値を調整できます

・各ファイル形式についての簡単な紹介が記載

デメリット

・広告あります

・有料サービスへ誘導される可能性あり

・ログインしない場合は追加できるファイルのサイズは100MBが上限

Cdkm

公式サイト:https://cdkm.com/jp/

メリット

・広告はありません

・動画・音楽ファイルをマージできます

・変換速度は速い

・操作簡単

・パラメータ数値を調整できます

・プラグインは不要、ウイルス感染の心配はありません

デメリット

・出力できるフォーマットは少ない

・追加できるファイルのサイズは40MBが上限

後書き

今回はMP4等の動画ファイルから音声データを抽出するツールをご紹介しました。

紹介したソフトは有料のものですが、無料ソフトにありがちな使用時間に制限が掛かっていたり、変換後のファイルが再生できなくなったりするようなことはありません。

また、そのソフトにはサイズの大きいファイルを解像度落とさずにサイズを元の半分くらいに圧縮する「バッチ圧縮」機能と動画の解像度を8Kまで上げるという機能があります。

M4AとMP3の違いをざっとご説明しましたが、WMAという音楽形式について全然触れてませんでしたよね。

AAC、M4Aがアップル製品に対応するように、WMAはWindowsに標準対応できます。

そのWMAはM4A、AACよりも圧縮率が高く、Windowsにおける汎用性はMP3すら凌ぎます。Windowsをよく使う方は動画から音声データを抽出する時は、出力フォーマットを一度WMAにしてみてくださいね。

DVDをPCにコピーしてMP4又はMP3として保存

WonderFox DVD Ripper Pro

コピーガードのかかったDVDをこのDVDリッパーに入れれば、そのガードが自動的に解除され、且つメイン動画がチェックされます。僅か三ステップでDVDをPCで扱いやすい動画/音楽形式に変換して保存できます。

更に、DVDの字幕・音声トラックを変換したり、動画にエフェクトを付けたり、DVDをほかのDVDディスクにコピーしたりする様な機能もあります。

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