「2021年最新」選りすぐり:AACをMP3に変換する方法

Q:「音楽ファイルを作成したくて、AACとMP3のどちらを使ったらいいか迷っているのです」

Q:「CDの音楽をPCに取り入れたいのだが、できれば音質を変えたくはない。そんで、ググってみたらAACとMP3とかいう圧縮形式が元の音質のまま音源をPCに入れられるって、結局その二つのどっちがもっといいかな?」

この記事でAACとMP3について簡単に解説するほか、AACをMP3に変換できるフリーソフトとオンラインサイトを紹介します。

元サヤ |更新:2021/05/26

AACについて

MP3について

AACとMP3のどっちがいい?

フリーソフトとオンラインサイトについて

フリーソフト

オンラインサイト

まとめ

★音声ファイルの概念に詳しい方はこのパートを読み飛ばしてください。

AACについて

AAC(Advanced Audio Coding)とは音声データの圧縮技術の一つで、iPodやiPhoneなどApple製品に標準対応できるような音楽形式を作るため、1997年にMP3の後継ポジションとして開発されました。

AACフォーマットにはMPEG-2 AACとMPEG-4 AACが存在する、いま使われているAACは後者のAAC-HE V2になっています。また、AACの固有特徴として、96kHzまでのサンプリングレートに対応、48チャンネルまで対応できる、更にデータの圧縮効率が高いことなどが挙げられます。

ここでは、MPEG-2 AAC とMPEG-4 AACの違いについて少し触れます。

元々MPEG (Moving Picture Experts Group)は映像を圧縮する際に用いられる標準規格を策定し、映像を圧縮してデータ化することに専念しているグループのことです。MPEG-2 AACと MPEG-4 AACの何れもMPEGにより規定されている音声データの圧縮方式です。

MPEG-2 AAC 地上デジタル波放送でよく利用されている形式で、圧縮効率の面ではMPEG-4よりかなり劣っています。

MPEG-4 AAC デジタルオーディオプレーヤー、デジカメ等のモバイルデバイスで幅広く利用されている音楽規格で、圧縮効率は2より大幅に向上した上、圧縮した音楽のサイズもより小さいです。

人気記事:MP3のビットレートを調整OMAをMP3に3GPPをMP3に

   

AACを音質劣化なしでMP3に変換

Free HD Video Converter FactoryはDTS、CAFの様な非人気形式を含めほぼ凡ゆる音楽形式に標準対応で、僅か三ステップでAACをMP3、WMA等に音質無劣化で変換できます。その上、音楽ファイルの音質やサイズを影響する「ビットレート」、「エンコード」等のパラメータ数値も自由調整可能で、複数の音楽ファイルを結合、音楽共有サイトから音楽を無料ダウンロード等の機能も搭載。

MP3について

MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)も音響データを圧縮する技術の1つで、通常MP3ファイルの拡張子は「.mp3」になっています。

本来MPEG-1はビデオCDの規格で、MPEG-1 Audio Layer-3はそこから派生した音楽圧縮の標準的な規格です。

また、MP3には音楽CDをPC(パソコン)に取り込む際に、音楽ファイルを高音質のままファイルサイズを小さくし、端末の容量を節約できるというメリットがあります。

ちなみに、MP3は1995年に制定された最古の圧縮フォーマットで、今では普及率がかなり高く、且つほぼ全ての製品に対応できると言われています。

AACとMP3のどっちがいい?

   

この二つの音楽圧縮フォーマットの何れも不可逆圧縮の形式で、一度圧縮した音源を元の音質に逆に戻せません。

また、僕たち人間の耳に聞こえる周波数帯は限らているので、それ以外の聞こえにくい高音域の周波数を削り、音源のサイズを小さくするという行為が圧縮です。

AACとMP3のどちらでも原音データを音質を殆ど変えずにデータサイズを元の10分の一1に圧縮できますが、圧縮率からしてみれば、AACはMP3より約1.4倍ほど高く且つ音質はほぼ同じです。それが原因でサンプリング周波数においてもAACはMP3の約2倍あります。

従って、同じ圧縮率の場合はMP3よりもAACの方が高音質で圧縮できることに対し、逆に言えば音質が同じ場合ではAACはMP3よりファイルサイズを小さくできるということになります。

とはいいものの、ビットレートの視点からすれば、128kbps以下であれば、音質的にはAACの方が断然に高いのに対し、逆に198kbpsを超えた場合はMP3が高音質になります。

インターネットでもAACとMP3の優劣についての見解は様々ですが、筆者としてはMP3の跡継ぎとして生まれたAACは圧縮率や低音域における音質の面では優れているものの、一方で、高音域に達せばMP3が逆にAACを上回ることと普及率、対応できる製品からしてはやはりMP3を完全に取って代わるにはまだまだ時間が要るものだと思われます。

PS:ビットレート(bitrate)は圧縮の際、どれだけの音声データを詰め込むかを指す数値です。その数値が大きいほど、音質も高くなりますが、その分ファイルサイズも大きくなってしまいます。

フリーソフトとオンラインサイトについて

「AAC MP3 変換」をキーワードに、Googleやヤフーで検索すれば、数多くのフリーソフトやオンラインサイトが出てくるでしょう。しかし、そういったツールはAACをMP3に変換こそはできるものの、音質まで元のままでいられるとは限りません。

そこで、筆者は様々なAACをMP3に変換できるというフリーソフトとサイトを試した上で、ホントウに実用性の高いものだけを選りすぐってこの記事に纏めました。

フリーソフト

WonderFox Free HD Video Converter Factory

下記の理由でこのソフトを一番に推奨します

メリット

・無料ソフトではあるものの、使用回数・時間に制限は一切なく、オンラインサイトと違い追加可能なファイルのサイズにも制限をかけていません。

・変換速度が極めて速い

・AACを音質無劣化でMP3や他の音楽形式に変換可能

・操作簡単、「ファイルの追加」→「出力形式を選択」→「変換開始」の流れで変換できます

・音楽ファイルのビットレート、サンプリングレートの数値、コーデックなどは自分で調整可能

・音声ファイルの編集機能があり、複数のファイルを一つファイルとして結合できます

・おまけ機能として音楽共有サイトから無料で音楽ファイルをダウンロードできます

デメリット

一括変換できません

無料ダウンロード

Windows向け

100%安全&安心

無料ダウンロード

AACをMP3に変換する手順

Free HD Video Converter FactoryFree HD Video Converter Factoryをインストールして、AACファイルを高音質で他の音楽形式に変換してみましょう。

ステップ1、AACをソフトに追加

・ソフトを立ち上げます

・最初の画面にある「変換」をクリックします

・次の画面の左上にある「ファイルを追加」をクリックします

ステップ2、MP3を出力フォーマットに設定

・画面の右側にあるファイル形式が表示されている四角い枠をクリックします

・次の画面の上の方で「音楽」をクリックします

・「音楽」のカテゴリーで「MP3」をクリックします

PS:MP3の他に、FLAC、WAVなどのような高音質形式に変換することもできます。また、お持ちのモバイルデバイスに対応する形式に直接変換することも可能です。

更に、出力フォーマットを設定したあと、出力ファイルの音質やサイズを影響するエンコードやビットレート等のパラメータ数値は「パラメータ設定」の画面で調整できます。

ステップ3、出力フォルダーを選択 変換開始

・画面の下にある小さい「▾」を一回クリックします

・出力フォルダーを決めたら、「OK」をクリックします

・画面右下にある「変換」をクリックします

PS:このソフトには編集機能も付いているので、音楽ファイルを切り取り、マージ、音量を調整したりすることもできます。

VLCメディアプレーヤー

元々動画・音声ファイルの再生プレーヤーとしてアメリカ・ヨーロッパ圏で大幅に利用されているのですが、幾多のバージョンアップを経た今ではメディアファイルのフォーマットを変換できる機能も取り付けられました。そのため、西の世界に限らず日本でもVLCの存在が注目を集めつつあります。

VLCの公式サイト:https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html

・VLCを立ち上げます

・画面の左上にある「メディア」をクリックし、そのプルダウンメニューにある「変換/保存」をクリックします。パソコン操作に心得のある方は「CTRL+R」を同時に押せば同じ画面が出てきます。

・次の画面で「追加」をクリックし、AACファイルをに追加します

・追加したらこの画面にある「変換/保存(o)」をクリックします

・その次の画面で「プロファイル」のプルダウンメニューで「AUDIO-MP3」を選択します

PS:このステップでコーデックやビットレートを調整できます。スパナの形をしたアイコンをクリックすればプロファイルの編集画面に進みます。

・「参照」をクリックし出力先を決めたら、「開始」をクリックします。

オンラインサイト

   

Anyconv

https://anyconv.com/ja

メリット

・操作簡単

・変換手順が記載

・ログインせずに変換できる

・変換速度速い

・出力できるフォーマットは多い

・音声ファイルだけでなく、ビデオファイルの変換も可能

デメリット

・オーディオビットレートやサンプリングレートを自分で調整できないため、AACを無劣化でMP3に変換できない

・広告あり

Convertio

https://convertio.co/ja

メリット

・操作簡単

・変換速度はそこそこ速い

・ログインせずにAACを変換できる

・URL/Google Drive/Dropboxから変換したいファイルを追加できる

・出力できるフォーマットは多い

・ビットレートの数値や周波数などのパラメータ設定は自分で調整できる

・プラグインなしで変換できる

デメリット

・広告あり

・変換したいファイルをもう一度自分でダウンロードする必要がある

・ログインしない場合、変換できるファイルサイズは100MBが上限

   

Aconvert

https://www.aconvert.com/jp/

メリット

・ログインなしで変換できる

・変換手順が記載

・音楽ファイルに限らず動画ファイルの変換も可能

・ビットレートやサンプリングレートは自分で調整可能

・URLを貼り付けるだけで変換したいファイルを追加できる

デメリット

・広告あり

・変換速度遅い

・変換したファイルをダウンロードするには二次コードをスキャンする必要がある(ウイルス感染の心配はありません)

まとめ

   

以上でAACをMP3に変換できるフリーソフト、オンラインサイトについての紹介は終わります。皆さんも是非「使い勝手がよさそう」と思えた変換ツールで手軽にAACファイルを変換してみてくださいね。

筆者も色々なメディアファイルの変換ソフト・オンラインサイトを試してみたけど、個人的には、単体のファイルを変換するだけなら態々PCにソフトをインストールしようとは思いませんが、オンラインサイトでいちいち広告を非表示にするのはもっと面倒なので一層ソフトで変換してたほうが楽かなって思わなくもないです。しかも形式変換だけでなくファイルを編集したい時はなおさらです。

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