AACとMP3における音質的な違いは?MP3をAACに変換する方法は?

2021/08/04
  • 1. MP3ファイルをソフトに追加(一括変換可)
  • 2. 出力フォーマットをAACに設定(パラメータ数値調整可)
  • 3. 変換を開始
音楽ファイルを作りたいと考えています。形式はMP3にしようと思っているのですが、どうもMP3の音質が悪いらしく、ファイルサイズが小さく音質も比較的に高いような形式はありませんか
ダウンロードした音楽ファイルの拡張子が.aacになっており、ファイルサイズは小さいが音質は割りとよかったです。それで、有名のMP3とAACとでは音質的な違いを知りたくて質問させていただきました。

音楽ファイルを作るとき、多くの方はどんな形式にするのかを迷ってしまうのは確かです。形式が違うだけで、出来たファイルのサイズも違えば音質もだいぶ異なります。

汎用性を重視するばかりにMP3にする方も多いですが、音質を重んじる方にはMP3が最善な選択だとは言えません。

とは言っても音楽形式は多種多様で、それぞれの音質、ファイルサイズが違い対応できる製品も様々です。

高音質を重要視するなら、FLAC、WAVなどの形式にするのがベストですが、それだと再生時間が5分間くらいのファイルのサイズはあっさり80MBを超えてしまいます。メモリー容量の少ない端末に保存するにはかなり不向きです。

今回ご紹介するしたいのはファイルサイズがMP3とそれ程変わらなく小さい上、音質もそこそこ高いMP3の代替品とされているAAC及びMP3をAACに変換する方法です。

AAC、MP3どっちにすべき?

AACが開発されて以来ずっと様々な面でMP3と比べられてきました。

もともとAACは「MP3に取って代わる」という主旨にベル研究所により開発された音楽形式で、圧縮効率はファイルサイズを元の1/10に圧縮できるというMP3を上回り、サイズを元の約1/14くらいに圧縮可能です

また、検証により同じビットレートの場合(特に低ビットレートの場合)の音質はMP3よりAACの方がかなり上だということが判明されました。

ちなみに、AACフォーマットにはMPEG-2 AACMPEG-4 AACが存在し、主に使われているのは後者のAAC-HE V2になっており、その固有特徴として、96kHzまでのサンプリングレート、48チャンネルまで対応可能で、更にデータの圧縮効率が高いことなどが挙げられます。

それに対しMP3は1995年制定された最古の形式とされているが、今でもMP3は様々な分野で幅広く利用されています。特に対応できない製品はほぼないという点からして、汎用性を重要視する方には持って来いの形式と言えるでしょう。

しかしMPEG-1 Audio Layer-3という動画を圧縮する規格から派生したMP3に先端的な技術が用いられていないため、いくつかの改良は行われたものの圧縮効率も音質も飛躍的な向上は見せませんでした

MP3とAACの特徴を纏めてみましょう。

汎用性や知名度

MP3は知らない人はいないというほどに有名であるのに対し、AACは主にアップル社製品(Mac、iPhone)に対応

コーデックとしての圧縮効率

MP3はサイズを元の1/10くらいで、AACは約1/14です

PS:AACもMP3も「不可逆圧縮」の類に属する

同じビットレート場合の音質

一般的にAACは同程度のビットレートであればMP3より高い音質を実現しており、とりわけ512Kbps以下の場合はMP3よりもAACの方が音質はかなり高いです。ただし、1000以上のビットレートとなれば逆にMP3の音質の方が高いという一説もあります。

要約すると、どのデバイスでも気軽に音楽ファイルを再生したい且つ音質の方には無関心というのであれば形式をMP3に、ファイルサイズがより小さく音質もそこそこ高い形式が求めるのであればAACにしたほうが宜しいかと

ファイルの形式変換をより手軽に
  • 最適化されたFLAC、WAV等の人気形式を含め多くの音楽形式が出力フォーマットとしてプリセット
  • 音質やファイルサイズを影響するビットレートやコーデックを簡単に調整可能
  • シンプルなインタフェースで、僅か三ステップでMP3を高音質のAACや他の音楽形式に変換可能
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MP3をAACに変換する方法

今のネットを通じれば音楽の形式を変換できるツールを探すのは造作もことなんですが、変換速度が速い上変換後のファイルの音質も高いというようなことができるツールは決してそんなに多くはありません。

オンラインサイトだと「変換速度が遅い」、「追加できるファイルのサイズに制限付きで」、「ファイルサイズを小さくしようとしてたのだが何故か変換後のファイルのサイズが逆に大きくなってしまった」といったことがしょっちゅう起こってしまい、それでは変換どころか返って時間の無駄遣いです。

ここでご紹介したいのは音楽ファイルを扱い慣れていない初心者の方でも簡単にMP3を高音質のAACに変換できるようなツールです。

数多くものを試しましたが、変化速度が一番速く変換後のファイルの音質が高いものはこのソフトです。

HD Video Converter Factory Pro

このソフトはCAF、OGGの様な非人気の形式を含め、ほぼ全ての音楽形式に対応可能で、FLAC、WAV等の高音質形式を初め多くの最適化された音楽形式が出力フォーマットとしてプリセットされています。

シンプルなインタフェースであるため、「ファイルの追加」→「出力フォーマットの選択」→「変換を開始」という僅か三ステップの操作でMP3を高音質のAACに変換できる上、ファイルサイズや音質を大いに影響するビットレート、エンコード等のパラメータ数値を自由に調整できるようになっています。

更に、複数の音楽ファイルを一つとして結合多くの音楽サイトから無料で音楽をダウンロード好きな音楽をスマホの着メロとして作成等のおまけ機能も備わっています。

ここでご紹介したソフトは有料のものですが、無料版無料版もあります。変換機能に関しては大差はありませんが、無料版に一括変換の機能は付いていません。(PS:有料版でも形式変換に関する機能は無料でご利用いただけます)

AACをMP3に変換する手順

ステップ1、MP3ファイルをソフトに追加

・HD Video Converter Factory Proを立ち上げます

・最初の画面で「変換」をクリックします

・次の画面の左上にある「ファイル追加」又は「フォルダー追加」をクリックして変換したいMP3ファイルをソフトに追加します(一括変換可能)

ステップ2、AACを出力フォーマットに設定

・画面の右側でファイル形式が表示されている四角い枠をクリックします

・次の画面の上の方で「音楽」をクリックします

・「音楽」のカテゴリーで「AAC」をクリックします

PS:AACの他に、FLAC、WAVのような高音質形式を出力フォーマットとして設定することも可能で、更に出力フォーマットを設定したあと、エンコードビットレート等は「パラメータ設定」の画面で簡単に調整できます。

ちなみに、出力フォーマットにMP3もプリセットされているので、他の形式をMP3に変換することもできるが、高音質の音楽形式をMP3に変換する際は音質がガタ落ちにならないようにビットレートを512Kbpsもしくはそれ以上に設定することをオススメします。

ステップ3 出力フォルダーを選択 変換開始

・画面の下にある小さい「▾」をワンクリックします

・出力フォルダーを決めたら、「OK」をクリックします

・画面右下にある「変換」をクリックします

オンラインサイト

先ほどのソフトをご紹介した時に、MP3をAACに変換できるサイトはなくはないだが、使い勝手の良いものはそれほど多くないということをお話しましたが、かなり有名で且つ利用者数多いサイトであればそこそこ便利です。

PS:サイトでの変換手順は、「ファイルの追加」→「出力フォーマットの選択」→「変換を開始」という流れになっています。(パラメータ調整可能なサイトは出力フォーマットを設定後、ビットレート、サンプリングレート等の数値を調整できます)

Convertio

公式サイト:https://convertio.co/ja

メリット

・操作簡単

・ログインせずに変換機能を利用可能

・URL/Google Drive/Dropboxから変換したいファイルを追加できる

・出力フォーマットは多い

・ビットレート、周波数の数値やエンコードなどのパラメータ設定は自分で調整できる

・プラグインなしで変換できる

デメリット

・変換速度遅い

・ログインしない場合、追加できるファイルのサイズは100MBが上限(ログインすると、有料サービスへ誘導される可能性あります)

・広告あり

Anyconv

公式サイト:https://anyconv.com/ja

メリット

・操作簡単

・形式変換の手順が記載

・ログインせずに変換できます

・変換速度が速い

・出力フォーマットは多い

デメリット

・広告あります

・ビットレートやエンコードは調整できないため、MP3を高音質のAACに変換できません

目次
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多機能付きの形式変換ソフト

HD Video Converter Factory Proには人気のMP3、WAVはもちろんとして、AAC、ALACの様な非人気の形式も出力フォーマットとしてプリセットされており、CAF、OMAなどあまり知られていない形式を含めほぼ全ての音楽形式に標準対応可能で、僅か三ステップでMP3を高音質のAACに変換できます。

それから音楽ファイルのサイズや音質を影響する要素であるビットレート、サンプリングレート、エンコード等の数値を自由調整、動画から音声データを抽出等のメディアファイルの編集機能が一通り揃わっています。

さらに、多くの音楽サイトから音楽をダウンロード、PCにおける高画質且つ時間制限無しの録画、好きな音楽をスマホの着メロとして作成、動画/画像をGIFとして作成等の機能も搭載されています。 詳細を見る >

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後書き

今回はMP3、AACという音楽形式の概念を説明し、MP3を高音質のAACに変換できるツールをご紹介しました。

音質的な面においてAACの方が優れているが、その知名度や汎用性はまだまだMP3には及びません。AACが完全にMP3を取って代わるにはまだ長い時間が必要かと思われます。

ちなみに、AACは主にiPhoneやMacの様なアップル社製品に対応する形式だが、WMAというAACよりも圧縮効率が高くWindowsとの親和性が一番高いという形式も存在しており、同じビットレートの場合はWMAの方がAACとMP3よりも高く、Windowsをよく利用されている方はWMAをご推奨します。

ご紹介したソフトにはWMAも出力フォーマットとしてプリセットされているのです、そのソフトでMP3を簡単により高音質のWMAに変換できます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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