超詳しい!MPEG(.mpg)動画を圧縮する方法

Q:「MPEG1やMPEG2を圧縮率の高いDivXに変換したいのですが、おすすめのソフト教えてください。」

Q:「MPEGの動画をAVIに変換した場合、元のMPEGより画質は悪くならないのですか?」

Q:「MPEG形式の動画は可逆圧縮ですか? それとも非可逆圧縮ですか?」

通常、.mpeg/.mpgはMPEG-2又はMPEG-4という動画圧縮形式によって圧縮された動画ファイルの拡張子のことを指します。

また、その中でMPEG-2は比較的に古い動画圧縮形式、圧縮率も低いため、それによって圧縮された動画ファイルは往々にしてサイズが大きいです。

そういう形式のファイルを複数保存したら、デバイス容量がどんどん削られてしまい、その挙句PCを立ち上げる速度が遅くなるばかりでなく、容量が少なくなるにつれてハードウェアへの負荷も高まる一方です。

なので、MPEGをDivX、H.265等の圧縮率の高い形式に変換して、ファイルサイズを小さくすると考える方もいるが、変換できるツールが見つからないかもしくは変換する方法が分からないため、変換を諦めざるを得ません。

今回は.mpegの動画を手軽に圧縮できるツールとその操作方法をご紹介します。

元サヤ | 2021/05/12

MPEGについて

動画の圧縮について

MPEGを圧縮する方法

①圧縮形式(エンコード)を変換

②ビットレートの数値を下げます

③解像度を下げます

④不必要な部分を切り取ります

後書き

MPEGとは

MPEG (Moving Picture Experts Group)とは映像・音声等のメデイアデータを圧縮する際に用いられる圧縮形式の標準規格を策定したグループのことです。このグループによって定められた圧縮の国際規格はMPEG-1、MPEG-2とMPEG-4等があります。

データ量の多い動画や高解像度の動画を格納することができるというのがMPEG形式の一つの特徴です。

MPEG-1

主にVidoe CDとSVCDで使われています。MPEG-2が普及する前にデジタル衛星や有線テレビのサービスでも頻りに利用されていました。この形式によっては圧縮されたファイルの拡張子は.mpg、.mpeg等があります

MPEG-2

DVDや標準テレビなどに利用されており、圧縮効率の面ではMPEG-1とは殆ど変わりませんが、ネット環境による動画性能の向上も可能です。拡張子にはMPEG-1と同じく.mpg、.mpegが使われます。

MPEG-4

携帯電話、ストリーミングビデオやデジカメなどモバイルデバイスで使われている動画規格です。圧縮率はMPEG-2より大幅に向上しため、MPEG-4によって圧縮された動画ファイルのサイズはより小さいです。

ちなみにMPEG-3は動画の圧縮における技術はMPEG-2とほぼ同じなので、次第にMPEG-3はMPEG-2に吸収され欠番となっております。

また音楽ファイルを扱う際によく見かける.mp3はMPEG-1から派生したオーディオ規格として開発された形式で、MPEG-3とは全くの別物です。

私達が動画ファイルを扱う際に見たサイズの大きい.mpeg、.mpgはほぼ全て圧縮率が低いMPEG-2によって圧縮されたもので、サイズを小さくしようとMPEGファイルを圧縮する方法の一つとして、圧縮形式をMPEG-2から圧縮率の高いMPEG-4に変換するというのがあります。

人気記事:iPhoneでMPEGを再生MP4をMPEGにMPEGを他の形式に又は逆変換

三ステップでMPEG動画を最小限に圧縮

Free HD Video Converter Factory

このソフトを使えば、MPEG動画を四つの簡単な方法で圧縮できる上、圧縮した動画にエフェクトかけたり、透かし入れたりすることもできます。

動画の圧縮とは

MPEGを圧縮する方法を紹介する前に、動画の圧縮とは一体どういうことなのかを説明しておきたいです。

簡単に言えば

☆「動画ファイル」=映像・音声・文字等のデータを格納する「収納ケース」

そして、そういったデータをある方法に基づいて一つのファイルコンテナに納めるという作業が動画の圧縮です

また、動画の圧縮形式は「可逆圧縮」>「非可逆圧縮」という二つの種類に分けられます。

「可逆」は名前のとおり、圧縮したデータを圧縮する前のデータに戻そうとした場合、圧縮データを完全に復元できるのに対し、「非可逆圧縮」では一旦データを圧縮したら元の完全な状態に戻せません。

ちなみに、MPEGシリーズは全て「非可逆圧縮」の形式です。

MPEGを圧縮する方法

長々と概念上のことについて話しましたが、肝心な圧縮方法についてはまだ触れていませんでしたね。

では、このパートにてMPEGの動画ファイルを圧縮する方法をご紹介いたします。

①圧縮形式がMPEG-2の場合はそれをMPEG-4、H.265等に変換する

先ほどMPEGの概念についてご紹介した時、私達がよく目にするサイズの大きい.mpeg動画の圧縮形式はMPEG-2であることが多いとお話しました。そのようなファイルを動画編集ツールで圧縮形式を圧縮率のより高いMPEG-4 、H.265等に変換すればサイズは小さくなります。

となると、圧縮形式を変換できる動画編集ツールは必要となってきますが、そういうツールはそう簡単に見つかりません。

筆者が使ったツールの中で、動画編集に疎い方でも簡単に操作できるものといえば、このFree HD Video Converter Factoryです。

フリーソフトでありながら、使用時間の制限は全くなくて、そしてシンプルなインターフェースなので、変換作業は容易く行えるのです。しかも、500以上の動画形式がプリセットされていて、圧縮形式だけでなく、ファイルサイズを影響するもう一つの要素である動画形式も自由に変換できます。

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MPEG-2をMPEG-4変換する手順

Free HD Video Converter FactoryFree HD Video Converter Factoryをインストールして、MPEG動画のサイズを小さくしましょう

ステップ 1 MPEGファイルをソフトに追加

・ソフトを立ち上げます

・最初の画面で「変換」をクリックします

・次の画面で、「ファイルを追加」をクリックします

ステップ 2  出力フォーマットを選択し、圧縮形式を変換

・画面の右側にあるファイル形式が表示されている四角い枠をクリックします

・次の画面で「動画」をクリックします

・ここで例としては、圧縮率の高いMP4に変換します

・出力フォーマットをMP4に設定したあと、四角い枠の下にある「パラメータ設定」をクリックします

・パラメータ設定の画面に入ったら、「動画パラメータ設定」のカテゴリーでエンコード(圧縮形式)を変換します

・ここでエンコードを最も進んだものであるH.265に設定しました。

PS:H.265はMPEG-4よりも圧縮率が高いため、ファイルサイズを最大限まで圧縮したい場合はMPEG-4ではなくH.265に設定してください。

ステップ3 出力先を選択 変換を開始させます

・画面の下にある小さい「」をクリックします

・出力先を決めたら、「OK」をクリックします

・画面右下にある「変換」をクリックします

PS:変換速度はネットの状況によって異なりますが、通常の場合は動画ファイルのサイズが1GB以下であれば、五分間以内に変換できます。

②同じ形式に変換する場合はビットレートの数値を下げる

ビットレート(bits per second)とは動画が1秒間に何ビットのデータで作成されているかを表す数値です。

たとえば、動画のMbpsを1に設定した場合は、1秒間に0.125メガバイト(MB)のデータ量となります。

つまり、この数値が大きければ大きいほど動画ファイルに含まれるデータの量も多い、従って、ファイルサイズも大きくなります。

操作方法は先ほどのご紹介したMPEG-2をMPEG-4に変換する方法とほぼ同じ

・ファイルを追加します

・形式を変換します(ここではMPEGを同じ形式のMPGに設定する)

・パラメータ画面で「ビットレート」の数値を低くします

PS:元のファイルのビットレートの数値はファイルをソフトに追加したあと、追加されたファイルが表示されている欄にある鋏のようなアイコンの左に位置するアイコンをクリックすれば確認できます。

③解像度を下げる

さぞこの方法を思いついた方もいらっしゃるでしょう。皆さんもご存知のとおり、解像度が高ければ高いほどファイルサイズもその分大きくなります。なので、MPEG動画の解像度を適度に下げれば、ファイルサイズも小さくなります。

操作方法

・圧縮形式(エンコード)を変換するところまでは方法①とは同じ手順

・「パラメータ」画面に入ったら、「エンコード」ではなく「解像度」のプルダウンメニューで解像度をより低い数値に設定するか、又は手動で解像度の数値を入力します。

④動画の不必要な部分を切り取る

あまり使われていない方法なので、最後に紹介することにしました。

動画は元々は膨大な画像・音声・文字等のデータにより構成されるものなので、不必要なシーンを切り取れば、そういったデータは消され、その分ファイルサイズも小さくなります。

操作方法

・ファイルが追加されたた、鋏の様なアイコンをクリックします

・次の画面で、画面の真ん中辺りにある青い線の両はしの梯形のようなアイコンをドラッグすれば、動画の長さを調整できます

・又は「開始」と「終了」の欄で的確な時間を入力すれば、指定の時間帯を切り取れます

・緑色の「切り取り」をクリックして、「OK」をクリックします

・最後に出力先を選択したら、「変換」をクリックすれば完了です

また、他の編集機能を使えば、動画にエフェクトをかけたり複数の動画をマージしたりすることができます。

後書き

今回はMPEGの動画を圧縮する四つの方法をご紹介しました。すべての操作は一つのソフトで行えるので、筆者としてはこのソフトだけで十分だと思いますが、ソフトのインストールは手間が掛かり過ぎて、オンラインサイトのほうが便利だと思われる方もいらっしゃるでしょう。

なので、サイトの方がいいという方には下記のサイトを推奨します。

https://convertio.co/ja/

https://anyconv.com/ja

この二つのサイトの何れも手軽にMPEGを圧縮できますが、広告付きで追加できるファイルのサイズは100MB(又は200MB)が上限といったデメリットも同時に存在しています。もちろん、プラグインは必要ないので、ウイルス感染の心配はなさらないでください。ただし、有料サービスに誘導されることのないようにご注意下さいね。

より簡単な方法で動画ファイルを圧縮

HD Video Converter Factory Pro

このソフトには、圧縮率を調整できるバーをドラッグするだけで動画ファイルの画質を肉眼で確認しにくいくらいの低下でファイルサイズを元の半分ぐらいにできる「バッチ圧縮」という機能が搭載されています。

さらに、300以上の動画サイトからURLを貼り付けだけで動画をダウンロードできる機能と動画の解像度を最大8Kまで上げる機能も備わっています。

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