無劣化！Apple ProRes動画をMP4/AVI/WMVなどに変換する方法

ProResとは？

ProRes

不可逆映像圧縮フォーマットである。Appleによりポストプロダクションのために作られました。8Kまでの解像度をサポートします。

参考記事：https://ja.wikipedia.org/wiki/Apple_ProRes

Apple ProResでエンコードする動画は、MP4、WMV、AVI、MKVなどの通常のフォーマットの動画ほど普及していないですが、多くのカメラやApple社のiPhone 13 ProがProRes動画に対応しているなど、動画撮影や編集分野でProResはすでに流行のエンコーダとなっています。

ProResは非可逆圧縮規格ですが、ほかの多くの動画エンコーダに比べて、より高い画質を提供しながら、動画ファイルのサイズをある程度で圧縮できます。

ProResは通常、Apple ProRes 422とApple ProRes 4444の2つのタイプで構成され、6つのエンコード方式を提供しています。

Apple ProRes 422は、Apple ProRes 422 Proxy/Apple ProRes 422 LT/Apple ProRes 422/Apple ProRes 422 HQの4つのエンコード方式に分かれています。422 Proxyと422 LTでエンコードされた動画は、サイズが小さく、品質が比較的低いです。422と422 HQでエンコードされた動画は、サイズも品質も中くらいです。

Apple ProRes 4444は、Apple ProRes 4444/Apple ProRes 4444 XQの2つのエンコード方式に分かれています。4444と4444 XQでエンコードされた動画は、サイズが大きく、画質が高いです。

ProResとMP4の違いは？

ProResは動画エンコード規格であり、MP4は動画コンテナである。

「ProRes」「MPEG」「H264」「HEVC」「VP9」などは動画エンコード規格で、映像データの圧縮方式を意味します。

「MP4」「MOV」「AVI」「MKV」「WMV」などは動画コンテナで、「.mp4」「.mov」「.avi」「.mkv」「.wmv」はそれらの動画コンテナを使った動画ファイルの拡張子です。

つまり、動画エンコーダがエンコードしたデータこそが動画ファイルの本当のコンテンツであり、動画コンテナはコンテンツを包む殻にすぎないです。

通常、ProResでエンコードされた動画ファイルはMOV形式になりますので、WindowsやAndroidなどApple社のシステム以外のシステムで、ProRes動画が一部のプレーヤーや動画編集ソフトなどに対応されていないなどのトラブルはよくあります。こういう場合は、ProRes動画を別の形式に変換することで解決できます。