Q1:「それ程見かけない形式についてですが、拡張子が.rmになっている動画をGOM Playerで再生かけてみたが、形式がサポートされておらず再生はできませんでした。ググってみたらRealPlayerならRMに標準対応出来ると書いてあってインストールして使ってみるとどうも使い慣れなくて…何か他にRMを再生できるプレイヤーはあるのでしょうか。ちなみに、Windows10を使いっています。」
Q2:「手元にいくつかの.rm動画ファイルを持っています。Windows Media Playerで普通に再生できるが、画質が悪くて見る気にはなれません。そこでRM動画の画質を上げる方法が知りたくて質問させていただきました。」
一口「動画形式」と言っても、有名なMP4、AVIの他にもMTS、WMVB等あまり知られていないが性能がそこそこ高い形式も数多く存在しており、RMがその中の一つです。
RM動画は低ビットレート(640Kbps以下)において、同等ビットレートのMP4、AVIより画質が上、且つファイルサイズもより小さい。
しかも先端的なものを含め、不特定のビデオ・オーディオコーデックに対応可能できるとして、動画ファイルのストリーミング配信にもよく利用されています。
ところが、開発技術や知名度等の要因により、Windows(Windows 10、Windows 7など)、MacOSどのOSにおいてもRMファイルを再生できるメディアプレイヤーはそんなに多くはありません。一部RMを再生できるものはあるものの、その中で有料のものが多い。
今回は、手間かけてRMに対応するコーデックをインストールしなくてもデフォルトで.rm動画に対応できる高性能なメディアプレイヤー・フリーソフトと再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めてより多くのデバイス・ソフトで再生できるようにする方法をご紹介したいと思います。
Wonderfox HD Video Converter Factory ProにはMP4、AVI、MKVを含む500以上の形式が出力フォーマットとしてプリセットされており、僅か三ステップで再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めてより多くのデバイス・ソフトで再生できるようにできる上、エンコーダ、ビットレート、解像度等の数値を調整できます。
一言で言うと、RMファイルはRealNetworks社が自社製品であるReal Playerに標準対応できるよう開発した静止画・音声等のデジタルデータを格納するための動画形式です。
デジタルデータを一つのファイルに格納した場合の拡張子が.rmで、Real Player及びWindows Media Playerと互換性があり、そういったメディアプレイヤーでRM動画を普通に再生できます。
また、RMとの互換性がないプレイヤーでも「Real Alternative」というコーデックを追加すればRM動画を再生できます。
その一方、MacやAndroidにおいてRMをデフォルト対応できるプレイヤーが少なく、そういったデバイスRMを再生する場合はまずRMをより汎用性の高い形式に変換する必要があります。
ついでに言うと、RMは動画のストリーミング配信に対応できるが、高解像度の動画には対応しておらず、そのため、.rm動画のほとんどは画質が低いものです。
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ビデオフレームレートの調整、お気に入りリストの作成の他、プレイリスト、再生している動画の静止画キャプチャ、サムネイルの取得、音声トラックの調整、字幕の読み込み、コマ送りや再生速度調整、再生中のみ最前面表示、エンボスやグレイスケールなど動画表示を変更するシェーダ等の機能も備わっています。
ダウンロードリンク:https://github.com/clsid2/mpc-hc/releases
インストール手順
・リンクページにアクセスします
・ページの真ん中くらいのところで、MPC-HC.○.○.〇〇.x〇〇.exeをクリックします(引き続き更新あり)
・インストールパッケージがダウンロードされるまで数秒間待ちます
・ダウンロードしたパッケージを解凍します
・「実行」→「日本語」→「次へ」→「ライセンス条約に同意する」→「インストール」の順でクリックすればインストールできます
RM動画を再生する方法
・MPC Media Playerを立ち上げます
・画面左上の「ファイル」をクリックします
・「ファイル」のプルダウンメニューで「クイック再生」をクリックします
・再生したいファイルを選択してRM動画ファイルを再生します
PS:一度再生したファイルは「ファイル」のプルダウンメニューにある「最近使ったファイル(F)」に記録されます
指定した二点間を繰り返して再生、動画・音楽の再生、再生速度変更、明るさ/ コントラスト/彩度/色相調整、画面回転/反転、音量正規化、音ズレ補正、指定した場面の静止画キャプチャ、動画内の場面をサムネイル一覧で並べたダイジェスト画像作成等の機能が付いています。
また、VRモードへ切り替え、字幕の追加、URL貼り付けで動画サイトからを動画をダウンロード等の機能も揃わっています。
公式サイト:https://www.videohelp.com/software/KMPlayer
インストール手順
・公式サイトにアクセスします
・ページ全体は英語になっているが「Last Version」の下にある「Download」を見つけてください
・Windowsの方は「Download KMPlayer ○○○○.○○.○○.○○ Windows ○○-bit(更新あり)」をクリックします
・Macの方は「Download KMPlayer ○.○.○ Mac」をクリックします
・インストールパッケージがダウンロードされるまで待ちます
・パッケージを解凍して、「実行」→「Japanese」→「利用条約に同意する」→「次へ」→「インストール」の順で操作すればインストールできます。
RM動画を再生する方法
・プレイヤーを立ち上げて、画面左上の「KMPlayer」をクリックします
・そのプルダウンメニューで「クイック再生」をクリックして、再生したい動画を選択してRM動画ファイルを再生します。
・RM動画ファイルのダウンロードが終了していないか、破損しています。この場合、動画ファイルが完全かどうかを確認し、完全でない場合は再ダウンロードするか、ビデオ修復ツールを使用する必要があります。
・パソコンに適切なコーデックまたはプレーヤーがないです。この場合、RealPlayerなどのRM形式をサポートするプレーヤーまたはコーデックをインストールする必要があります。
・RM動画ファイルの拡張子が正しくないか、互換性がないです。この場合、再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めるために、動画形式を変換する必要があります。
2つ目の方法については前述した通りですので、次の部分では、再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めてより多くのデバイス・ソフトで再生できるようにする方法を見てみましょう。
このソフトはデコード機能が強い動画変換・編集ソフトでRMVB、MXF、3GP、RM等人気が低く汎用性も低い形式にも標準対応しており、出力フォーマットにMP4、MKVを始め、iPhone、Galaxy等のスマホやタブレットと最も親和性が高い形式を含め500以上の最適化された形式がプリセットされています。
また、動画編集と言ったら「操作が複雑なのか」という心配をされる方もいると存じますが、このソフトは元々動画編集が不得意な方に向けて開発されたものであるため、初心者の方でも手軽に再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めてより多くのデバイス・ソフトで再生できるようにすることができます。
それから、このソフトは変換後の動画にウォーターマークが付いていたり、変換速度が遅かったり、変換後の動画ファイルが再生できなかったなどのことは起こりません。
更に、再生できないRM動画ファイルの汎用性を高められるだけでなく、結合、音量調整、動画からの音声データ抽出等の編集機能も付いており、ビットレート/解像度等のパラメータ数値を自由に変更できます。
では再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めてより多くのデバイス・ソフトで再生できるようにする手順を見てみましょう。始める前に、この動画変換ソフトをWindows PCに無料ダウンロード無料ダウンロードし、インストールしてください。
・ソフトを立ち上げます
・最初の画面で「変換」をクリックします
・次の画面で「ファイル追加」をクリックして再生できないRMファイルを追加します(サイズの大きいRM動画でも時間掛からずに追加できます)
・画面の右側で「出力フォーマットを選択」という文字の下にある四角い枠をクリックします
・次の画面で「動画」をクリックして出力フォーマットを設定します(MP4、AVI、MKV等の形式を出力形式として設定することができます。)
・出力フォーマットを設定したら、「パラメータ設定」の画面で解像度・ビットレート・フレームレートなどを調整できます
PS:出力フォーマットがMP4で解像度が720Pの場合は「パラメータ設定」の画面でエンコードを「H.264/MPEG-4」に、ビットレートを1500/2000Kbpsに設定することをご推奨します。
☆:元のRM動画に複数の音声・字幕トラックがある場合は出力フォーマットを「MP4」ではなく、多くの音声・字幕トラックを格納できる「MKV」に設定してください。
・設定を終えたあた、画面の下辺りで、小さい「▾」をクリックします
・出力フォルダーを選択して「OK」をクリックします
・画面右下にある「変換」ボタンをクリックして再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めてより多くのデバイス・ソフトで再生できるようにします
PS:変換速度は出力フォーマット、エンコーダによって異なりますが、再生時間が1時間程度でサイズが500MBくらいのRMファイルなら大方10分あたりで変換できます。
今回はWindows/MacにおいてRMを再生するメディアプレイヤー・フリーソフトと再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めてより多くのデバイス・ソフトで再生できるようにする方法を合わせてご紹介しました。
ご紹介したメディアプレイヤーの何れも性能が高く、わざわざコーデックをインストールしなくてもRM再生にデフォルト対応できるものです。
それと、その二つのプレイヤーの他にも、VLC Media Player(コーデック追加必要アリ)、5KPlayer(有料)、Windows Media Player、GOM Player等のプレイヤーでもRMを再生できるが、今回は主に再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めてより多くのデバイス・ソフトで再生できるようにする方法をご紹介したかったから、メディアプレイヤーについての紹介は二つに抑えました。
ちなみに、最後にご紹介した動画編集ソフトに強力なファイル解析機能が搭載されているため、軽く破損したので再生できないRM動画ファイルであればそのソフトに入れて同じ形式又は他の形式に変換し、ファイルが破損したことが検出されたら自動的に修復してくれます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
HD Video Converter Factory Proは再生できないRM動画ファイルの汎用性を高めてより多くのデバイス・ソフトで再生できるようにすることができるだけでなく、1000以上の動画/音楽共有サイトからURL貼り付けだけで音楽をダウンロードする機能が付いています。
その他に、動画の解像度を最大8Kまで向上、サイズの大きい動画ファイルを画質無劣化でサイズを元の半分くらいに圧縮可能な「バッチ圧縮」、好きな音楽をスマホの着メロとして作成、高画質且つ時間制限なしでライブ配信の動画や放送中の番組を録画等の機能も一通り備わっています。
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