今、CDの音楽をUSBメモリにコピーする・取り込むことが簡単になっています。Windowsユーザーなら内蔵のWindows Media Playerを使えば、Macユーザーの場合はiTunesを使えば、CDの曲や音源をUSBメモリに手軽に入れることができます。この記事では、Windows 10/11/7などのWindowsパソコンとMac向けの、CDの音楽をUSBメモリにコピーする・取り込む方法についてご紹介しています。ご興味のある方はぜひご一読ください。ちなみに、データCDの音楽データをUSBメモリにコピーすることも併せてご紹介します。
CDからUSBへの取り込みに欠かせないツール
・CD-ROMドライブ
・CD USB取り込みソフト、例:Windows Media Player(Windowsに対応)、Express Rip(Windowsに対応)、iTunes(Windows/macOSに対応)、VLCメディアプレーヤー(Windows/Linux/macOSに対応)、dbPowerAMP(Windowsに対応)...
CDの種類について
ご存知のように、CDには音楽CDとデータCDの2種類があります。
・音楽CDは、音楽ファイルをCDに適した形式(CDAなど)に変換してCDに書き込むものです。通常、音楽CDの方が音質は高いです。
・データCDは、音楽ファイル(MP3など)をデータファイルとして直接CDに焼くものです。つまり、データCDは、実はUSBメモリと同じような役割を担っています。データCDは、比較的多くの楽曲を保存することができます。
ここでは、まずWindows 10/11/7などのWindowsパソコンで、CDの曲・音源をUSBメモリに取り込む方法、つまりCDからUSBメモリに音楽を入れる方法をご説明します。次に、WindowsでデータCDの音楽データをUSBにコピーする方法についてご説明します。
Windowsで音楽CDの音楽をUSBメモリに取り込むには、Windows Media Playerを使用するのが良いと考えられます。そのため、ここでは、Windows 10のWindows Media Playerを例に、CDの音楽をUSBメモリに取り込む方法をご紹介します。
ステップ1、音楽CDとUSBメモリの両方をパソコンに挿入します。
ステップ2、CD USB取り込みソフトWindows Media Playerを起動し、ライブラリの左サイドバーからUSBに取り込みたいCDを選択します。
ステップ3、上部のメニューバーで、「ツール」→「オプション」をクリックします。
ステップ4、「音楽の取り込み」タブで「取り込んだ音楽を保存する場所」をUSBメモリ内のフォルダかUSBメモリのルートディレクトリに設定します。
ステップ5、「形式」のドロップダウンリストから、WMA、MP3、WAV(無損失)、ALAC(ロスレス)、FLAC(ロスレス)の中から出力形式を選択します。ちなみに、「USBメモリにCDを取り込んだが再生できない」という状況を避けるために、出力形式はUSBメモリと音楽プレーヤーの両方に対応した形式(通常MP3はほとんどのUSBメモリ/デバイスと互換性がある)に設定しておくとよいでしょう。
ステップ6、メイン画面に戻り、CDからUSBメモリに取り込みたい曲を選択します。次に「CDの取り込み」ボタンをクリックすると、WindowsパソコンでCDからUSBメモリへの取り込みが開始されます。
ステップ1、USBメモリとデータCDをWindows PCに挿入します。
ステップ2、デスクトップの「PC」をダブルクリックします。
ステップ3、「PC」で、ダブルクリックしてデータCDを開き、USBメモリにコピーしたい音楽ファイルをすべて選択し、右クリックして「コピー」を選択します。
ステップ4、「PC」で、ダブルクリックしてUSBメモリを開き、空白部分を右クリックして「貼り付け」を選択し、コピーした音楽ファイルをUSBメモリに貼り付けます。これで、WindowsパソコンでデータCDからUSBメモリに音楽データをコピーする目的が実現しました。
ここでは、まずMacでCDの曲・音源をUSBメモリに取り込む方法、つまりCDからUSBメモリに音楽を入れる方法をご説明します。次に、MacでデータCDの音楽データをUSBにコピーする方法についてご説明します。
ステップ1、Macで「iTunes」アプリを開きます。
ステップ2、音楽CDをMacのCDドライブまたはMacと接続している外付けCDドライブに挿入します。
ステップ3、CDのトラックリストがiTunesのウィンドウに表示された後、USBメモリに取り込みたい曲を選択します。
ステップ4、右下の「CDをインポート」ボタンをクリックすると、CDの音楽がライブラリにコピーされ、MP3などのフォーマットに変換されます。
ステップ5、インポートが完了したら、USBメモリをMacのUSBポートに挿入します。
ステップ6、FinderでUSBメモリを開き、音楽ライブラリから音楽ファイルをUSBメモリにドラッグ&ドロップすると、MacでCDからUSBメモリへの取り込みが開始されます。
ステップ1、USBメモリをMacに挿入します。
ステップ2、USBメモリを開きます。
ステップ3、データCDをMacの光学ドライブに挿入し、CDを開きます。
ステップ4、データCDからコピーしたい音楽ファイルをUSBメモリに直接ドラッグ&ドロップします。
ここでは、CDからUSBメモリに取り込んだ音楽ファイルが再生できない場合に最もよくある原因を説明し、成功率の高い簡単な解決策をご提案します。
CDからUSBメモリに取り込んだ音楽ファイルが再生できない場合、USBメモリ(USBメモリのフォーマット)が認識されていること、USBメモリが破損していないこと、ウイルスが含まれていないことが前提ですが、音楽フォーマットが対応していない可能性が最も高いです。例えば、CDからUSBメモリに取り込む際に選択したフォーマットがWAVで、再生デバイス/プレーヤーがMP3など他のフォーマットにしか対応していない場合、再生することができないです。その場合、音楽を適切な形式に変換してみるのが良いと思います。
WonderFox HD Video Converter Factory ProはWindows用の音楽変換ソフトで、ほとんどの音楽ファイルをMP3/WAV/AAC/FLACなどに変換することができます。CDからUSBメモリに音楽ファイルを取り込んでも再生できなくて困っている方は、USBメモリをパソコンに接続するだけで、すぐに変換を開始できます。音楽ファイルの結合/分割や、ビットレート/サンプリングレート/ボリューム/エンコード仕様/チャンネルを一括変更しながら、変換することもできます。インテリジェントで高度なオーディオエンコード技術により、書き出した音楽ファイルの音質が最適化されます。また、動画から音声を抽出したり、オンライン動画/音楽をダウンロードしたりするなどの便利な機能を備えています。
続いて、CDからUSBメモリに取り込んだが再生できない音楽ファイルを変換する手順について詳しくご説明します。その前に、この音楽変換ソフトを無料でダウンロードし、インストールしてください。
まず、USBメモリをWindows PCに挿入します。ちなみに、USBメモリの記憶容量があまり残っていない場合は、CDからUSBメモリに取り込んだ音楽ファイルをPCにコピぺした方がよいと思います。つまり、まずCDから取り込んだが再生できない音楽ファイルをUSBメモリから削除し、その後PCで音楽ファイルを変換し、変換したファイルをUSBメモリに取り込むことで、ストレージの容量不足を回避することができます。
音楽変換ソフトWonderFox HD Video Converter Factory Proを実行します。
メイン画面で「変換」をクリックし、表示される音楽変換画面で、左上にある「ファイル追加」、「フォルダ追加」あるいは真ん中にある「+」をクリックします。
ファイル選択画面でCDからUSBメモリに取り込んだが再生できない音楽ファイルを選択し、変換ソフトに追加します。ちなみに、複数のWMAファイルを一括追加できます。
CDからUSBメモリに取り込んだが再生できない音楽ファイルをすべて変換ソフトに追加した後、右側の「出力フォーマットを選択」ボタンをクリックします。
出力形式選択画面で「音楽」をクリックし、最も互換性の高い音楽形式「MP3」を選択します。または、お使いの再生デバイス/プレーヤーに対応した他のフォーマットを選びます。
変換画面の下の「▼」をクリックし、出力ファイルの保存先を設定します。USBメモリ内のフォルダやUSBメモリのルートディレクトリを直接選択することで、ある程度手間を省くことができます。
右下の「変換」をクリックし、CDからUSBメモリに取り込んだが再生できない音楽ファイルを変換します。
変換したら、もう一度USBメモリで音楽を再生してみてください。
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