[詳しく解説!]WMAとWAVの違いは?WMAをWAVに変換・逆変換する方法

Q1:「WMAとWAVという音楽形式についてですが、WAVは割と有名ですがWMAはそれほど知られてはいないですよね。音楽形式に詳しい方、WMAとWAVの違いを教えていただけませんか。」

Q2:「音楽形式を変換できるツールを探しています。WMAというファイルを複数変換したいのですが、できれば音楽ファイルを一括変換できるか又は変換速度が速いツールを教えてください。」

音楽ファイルを扱う時に、よくWAVという形式のファイルを見かけますが、WMAという形式はご存知ですか。

実はその二つの形式のいずれもマイクロソフトがWindows製品に標準対応できるよう開発した音楽形式で、Windowsにおける汎用性はかなり高いです。

しかしWMAとWAVは圧縮効率や音質等、様々な面で大いに違います。

今回はWMAとWAVの違いを詳しく解説し、音楽ファイルの形式を自由に変換する方法をご紹介します。

元サヤ | 2021/06/17

WMAについて

WAVについて

WMAとWAVの違い

音楽ファイルの形式を変換する方法

後書き

WMAとは

Windowsの製品との親和性が最も高いとされている形式、Windows Media Playerの標準音楽形式として利用されているのがWMAです。

さぞ皆さんはMP3という音楽形式をご存知でしょう。

MP3の特徴の一つに圧縮効率が高く、音声データのサイズを元の1/10ぐらい圧縮できるというのがあります。

WMAは音声データのサイズを元の約1/22ぐらいに圧縮できる上、圧縮したファイルの音質も元のファイルより劣るがそれでも高いです。

更に、WMAはデジタル著作権管理(DRM)技術にも対応できて、圧縮データに暗号を施すことが可能です。そのため、音声データのストリーミング再生や有料音楽の配信にも頻りに利用されています。

人気記事:WMAをMP3にAIFFをWAVにAIFFをMP3に

複数のファイルを一括変換

HD Video Converter Factory Pro

このソフトを使えば、WAVの他に、FLAC、ALAC、AAC等の音楽形式に複数のWMAファイルを一括変換できる上、複数のファイルを結合したり、動画・音楽持続時間を変えたりすることもできます。

WAVとは

WMAと同じマイクロソフトによって開発された音楽形式の一つで、非圧縮の☆リニアPCM形式に対応しています。

WAVファイルの固有特徴として、音声データを音質無劣化でファイルに格納することができます。もちろん、圧縮が行われていないためファイルサイズも元のデータのまま、かなり大きいです。

ちなみに、よくWAVと一緒に比べられるFLACとは圧縮形式、音質やファイルサイズの面ではそれほど多くはないが違います。

WAVが非圧縮であるのに対し、FLACは可逆圧縮です。

そして、音質的な違いを数字で表すとこうなります

WAV:CDなどの音源と同じ、完璧な音質 元の100%

FLAC:一部のデータを圧縮したため、音質の劣化は僅かですが確実にあります 元の70-80%

先程も申し上げましたが、WAVはデータ圧縮せずにファイルに格納するだけなので、ファイルサイズはかなり大きい、それに対してFLACは音質はやや劣るが、ファイルサイズもその分小さくなったため、WAVをFLACに変換する方も多いようです。

☆リニアPCMとは、音声などのアナログ信号をデジタルデータに変換する方式の一つで、デジタルデータの加工や圧縮などの処理を一切しない方式のことを言います。(辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書)を参照。

WMAとWAVの違い

この部分で様々な面でWMAとWAVの違いを見てみましょう

音質(同じビットレートの場合)

WMA:圧縮効率が高いため、音質劣化も避けられません。音質は元の音声データより劣ります。

WAV:CDなどの音声データと同じで、完璧な音質

圧縮形式

WMA:不可逆圧縮

WAV:非圧縮

ファイルサイズ

WMA:元の約1/22くらいの大きさで音声データを圧縮できます

WAV:CDと全く同じで、ファイルサイズかなり大きいです

汎用性

WMA:有料音楽のストリーミング配信によく利用されます

WAV:高音質の音楽ファイルを作成する時など使われます

対応する端末/ソフト

WMA、WAVの何れもWindowsに対応する製品にサポートされているが、それ以外の製品との互換性はありません。

「そもそも圧縮って何?」という疑問を抱く方もいると思うので、ここでは音楽の圧縮形式についてお話しましょう

圧縮とは音声・画像・テキスト等のデジタルデータをコンピュータ等の機械でより便利に扱えよう、不必要な部分を削除することでディスク容量の消費を減らし、通信やネットへの負荷を軽減する作業です。

音楽圧縮の場合は、音声データにおける人間の耳で聞きづらい部分を消し、可聴範囲のデータサイズを縮小してファイルに格納するという行為です。

音楽の圧縮形式大まかに「不可逆圧縮」、「可逆圧縮」、「非圧縮」という三つの形式に分類できます。

圧縮効率を高い順からすると:「不可逆圧縮」>「可逆圧縮」>「非圧縮」

音質の高い順は圧縮効率とは逆に、ビットレートが同じ数値の場合は圧縮効率が高ければ高いほど音質が低いです。

ちなみに、WMAやMP3の様な「不可逆圧縮」は音声データを一度圧縮したら、元の音質に二度と戻せません。

それはつまり、WMAをWAVのような「非圧縮」で、高音質の音楽形式に変換しても音質は元のままで、よくならないということです。

では、WMAをWAVに変換する意味はあるのですか?

確かに、ビットレートが同じ場合だとWMAをWAVに変換しても音質は上がりませんが、しかし、ビットレートも上げれば、その分音質もよくなります。

音楽ファイルの形式を変換する方法

HD Video Converter Factory Pro

このソフトにはMP3、AACの他に、WAV、FLAC、ALACの様な高音質の音楽形式もプリセットされていて、僅か三ステップで複数のWMAファイルをほかの音楽形式に一括変換できます。

そして、OMA、OGG、DTSの様なあまり知られていないような形式を含め、ほぼ全ての音楽形式に対応できます。

WMAをWAVや他の高音質の音楽形式に変換するとき、「パラメータ設定」の画面で出力フォーマットのビットレート数値を上げれば、音質も上がります。

それに対し、高音質の音楽ファイルをMP3、AACの様な音質がやや低い形式に変換する時、ビットレートを適度に上げれば音質の劣化をだいぶ緩和できます。

更に、500以上の動画形式にも対応していて、動画から音声データを抽出したり、複数の動画ファイルを結合したりする様な編集機能も備わっています。

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MP4をWAVに変換する手順

WonderFox HD Video Converter Factory ProWonderFox HD Video Converter Factory Proをインストールして、WMAをWAVに変換してみましょう。

ステップ 1 WMAファイルをソフトに追加

・ソフトを立ち上げます

・最初の画面で「変換」をクリックします

・次の画面の左上で「ファイル追加」もしくは「フォルダ追加」をクリックして変換したいファイルを追加します

ヒント:一括変換できるので、一斉に複数のファイルを追加してもオッケーです

ステップ 2  WAVを出力フォーマットに設定

・画面の右側でMP4、AVIの様な音楽形式が表示されている四角い枠をクリックします

・次の画面で「音楽」をクリックします

・「音楽」のカテゴリーで「WAV」をクリックします

このステップでWAVの他に、FLAC、AAC等の形式にも変換できます。

・このソフトの出力フォーマットにWMAもプリセットされているので、もちろんほかの形式をWMAに変換することもできます。

PS:出力フォーマットをWAVに設定したら、「パラメータ設定」をクリックし、次の画面でビットレート音量を自由に調整できます。

ステップ 3 出力フォルダーを選択 変換開始

・画面の下にある小さい「▾」をクリックします

・出力フォーマットを選択したら、「OK」をクリックします

・最初の画面右下にある「変換」ボタンをクリックすれば変換が開始します

ネットの状況、コーデックや出力フォーマットに影響されることもありますが、単体のWMAファイルをWAVに変換する場合は5秒以内に変換できます。

ここでは便利さを重要視する方にWMAをWAVに変換できる使い勝手の良いオンラインサイトを二つご紹介します。

Cdkm

公式サイト:https://cdkm.com/jp/

メリット

・広告はありません

・変換速度はそこそこ速い

・操作簡単

・ビットレート等のパラメータ数値を調整できます

・プラグインは不要、ウイルス感染の心配はありません

デメリット

・一括変換できません

・出力できるフォーマットは少ない

・変換したファイルをダウンロードする必要があります

操作手順は「ファイル追加」→「出力フォーマットを選択」→「変換ボタンをクリック」という流れで行えばオッケー。

Convertio

公式サイト:https://convertio.co/ja/

メリット

・オンラインサイトの中では変換速度がかなり速い

・長年運営のサイトなので、安全性が保証されます

・出力できるフォーマットとサポートしているフォーマットはかなり多い

・パラメータ数値を調整できます

・各ファイル形式についての簡単な紹介が記載

デメリット

・一括変換できません

・広告あります

・有料サービスへ誘導される可能性あり

・ログインしない場合は追加できるファイルのサイズは100MBが上限

変換手順

・公式サイトにアクセスします

・「ファイルを選ぶ」をクリックし、変換したいファイルを追加します

・「更にファイルを追加」をクリックすれば複数のファイルを追加できます

・出力形式のプルダウンメニューで「オーディオ」→「変換したい音楽形式」の順で選択します

・歯車のアイコンをクリックし、パラメータ数値を自由に調整することが可能です

・「変換」をクリックします

・変換したファイルをダウンロード

後書き

今回はWMAとWAVという二つの形式の特徴と違い及びメディア形式を変換できるツールをご紹介しました。

その二つの形式は圧縮効率が違うため、音質の面においてはだいぶ異なります。

WMAはやや低い形式であるのに対し、WAVはCD同様の完璧な音質。

しかし、音質が高い分ファイルサイズも大きいというデメリットも無視できませんよね。

何れにしても、メディアの形式変換を行う際に、皆さんがより手軽に操作できるよう紹介したツールなので、今回ご紹介したツールで使い勝手がいいと思っていただけたものがありましたら大変嬉しいのです。

音楽配信サイトから無料で音楽をダウンロード

HD Video Converter Factory Pro

このソフトにはご紹介したメディアファイルの形式変換・編集機能の他に、300以上の動画/音楽共有サイトからURLを貼り付けてデジタルコンテンツをダウンロードできます。

その上、ダウンロードした動画の解像度を8Kまで上げたり、画質を落とさずにファイルサイズを元の半分くらいに圧縮したりするような編集機能が備わっています。

それから、好きな番組を高画質で録画、画像を動画として作成、お気に入りの音楽をスマホの着メロとして作成などのようなユニークな機能も搭載されています。

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