[総括]MP4から音声データを抽出---MP4を高音質のFLACに変換する方法

動画から音声データを高音質の形式として抜き取るには特別なツールが必要です。

例えば再生時間が2時間あたりで、ファイルサイズが1GB以上の動画ファイルから音声データを抽出する場合は、その動画の形式に対応できて、ファイルの追加にサイズに対する制限はなく、更に動画ファイルを一部だけ切り取れるツールでなければなりません。

しかし本当に使い勝手がよくて且つ高音質の音楽形式に対応できるツールは多くはありません。

今回はMP4から音声データを抽出する際、出力フォーマットをFLACの様な高音質形式に設定し抜き取れるツールを合わせてご紹介します。

元サヤ | 2021/07/02

MP4とは

FLACとは

MP4から音声データを抽出するツール(全て日本語対応)

HD Video Converter Factory Pro

VLC Media Player

Format Factory

Convertio

Anyconv

後書き

MP4とは

簡単に説明すると、MPEGという映像データを圧縮する際に用いられる標準規格を策定するグループによって定められた圧縮の国際規格の一つであり、映像・音声等のデジタルデータを格納するコンテナフォーマットでもあります。

歴史が古く、高圧縮効率を誇るMP4の普及率は恐ろしく高く、今ではMP4に対応できない製品/ソフトはほぼないと言えるでしょう。

MP4は携帯電話、デジカメの様な「可逆圧縮」の音楽を必要としない製品で利用されることが多いため、ほとんどのMP4はMP3、AAC等の割と音質が低い形式を格納するが、AIFF等の高音質の形式を格納するMP4もあります。

人気記事:WMVをMP3にFLACをWAVにAPEをFLACに

無制限で動画から音声データを抽出

HD Video Converter Factory ProにはFLAC、WAV等の高音質形式の他、WMA、OGGの様な音質が高くサイズも小さい形式が出力フォーマットとしてプリセットされていて、僅か三ステップでどんな動画形式からでも無制限で音声データを抜き取れます。

FLACとは

FLACも割と有名な音楽形式で、高音質の音楽の作成、CD音楽をPC等の端末に保存といった時によく利用されています。

または、オープンソースとしてライセンス料金を払わずに利用できる及びオリジナルのデータを最大限に保ちつつも、人間の耳では聞き取れにくい高周波の部分の音声データを圧縮し、ファイルサイズをCD等の音源より小さくできるとして、WAVやAIFF等の音源を全く圧縮せずファイルに格納するだけの形式よりも普及率が高いです。

ちなみに、FLACで圧縮されたファイルの音質は音源とはほとんど変わらなく、ファイルサイズが元の70%くらいであるのに対し、WAV、AIFFの場合は音質においてCDと同様で完璧ですが、ファイルサイズもまたCDと同様、再生時間が5分あたりの.wavファイルのサイズは100MBに近いです。

MP4から音声データを抽出するツール

前置きが少し長かったですね。

ではMP4から音声データを抽出するツールをご紹介します。

HD Video Converter Factory Pro

主流の形式を含め、ほぼ全てのメディア形式に標準対応できる上、500以上の形式が出力フォーマットとしてプリセットされています。

シンプルなインタフェースなので、メディアファイルの扱いに慣れてない方でも動画ファイルをクロップしたり、複数の動画ファイルを結合したり、動画ファイルから音声データを抽出し、抽出した音楽ファイルの音質を上げたりできます。

僅か三ステップで動画ファイルから音声データを抜き取って、出力フォーマットの音質やファイルサイズを影響する「コーデック、「ビットレート」等のパラメーター数値を自由に調整し、音量を上げたり下げたりすることもできます。

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MP4から音声データをFLACとして抽出する手順

WonderFox HD Video Converter Factory ProWonderFox HD Video Converter Factory Proをインストールして、手軽にMP4をFLACに変換してみましょう。

ステップ 1 MP4ファイルをソフトに追加

・HD Video Converter Factory Proを立ち上げます

・「変換」をクリックします

・「ファイル追加」もしくは「フォルダ追加」をクリックして変換したいファイルを追加します

ヒント:一括変換できるため、同時に複数のファイルをソフトに追加できます。

ステップ 2 抽出したい音声データを特定

・ファイルを追加したら、ハサミの様なアイコンをクリックします

・次の画面で、「開始」と「終了」の欄に精確な時間を入力すれば、指定の時間帯を切り取れます

・もしくは梯形のようなアイコンをドラッグして、抽出したい部分を特定します

・画面真ん中の「切り取り」ボタンをクリックして、「OK」をクリックします

ステップ 3  FLACを出力形式として設定

・画面の右側でMP4、AVI等のメディア形式が表示されている四角い枠をクリックします

・次の画面で「音楽」をクリックします

・「音楽」のカテゴリーで「FLAC」をクリックします

・このステップで、出力フォーマットをFLACの他にMP3、AAC、WAV等の音楽形式に設定することも可能です。

PS:出力フォーマットをFLACに設定したら、「パラメータ設定」をクリックし、次の画面でビットレート音量を自由に調整できます。

ヒント:出力フォーマットがFLACの場合は、「パラメータ設定」の画面でビットレートを256Kbps以上に設定することをお勧めします。ただし、ビットレートが高い分、ファイルも大きくなります。音質はそこそこ高く、FLACよりだいぶサイズが小さくなった音楽形式に設定したい方にWMA(Windows向け)、AAC(Apple社製品向け)をご推奨します。

ステップ 4 出力フォルダーを選択 変換開始

・画面の下にある小さい「▾」をクリックします

・出力フォルダーを選択したら、「OK」をクリックします

・画面右下にある「変換」ボタンをクリックすれば変換が開始します

ネットの状況や出力フォーマットの違いにより、変換速度が速かったり遅かったりするのですが、MP4から音声データをFLACとして抽出する場合は10秒以内に抜き取れます。

VLC Media Player

名前だけを見ればただのメディアプレーヤーにしか見えませんが、実はメディアファイルの形式を変換する機能もちゃんと付いています。

内蔵するコーデックが豊かで、ほとんどのメディア形式にデフォルト対応できる上、動画の再生時字幕・音声トラックを調整、字幕を追加、再生速度の変更等はもちろんとして、ファイルの形式変換においては、ファイルの情報を確認したり、パラメータ数値を変えたり等の機能も備わっています。

しかし、出力フォーマットが少なく、動画をクロップ等の編集機能機能も付いていない、それから変換速度もそれ程速くないというのが玉に瑕です。

VLCの公式サイトはこちら:https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html

MP4動画から音声データを抽出する手順

・公式サイトにアクセスしてVLCをPCにインストールします

・VLCを立ち上げます

・ツールバーで「メディア」をクリックします

・「メディア」のプルダウンメニューにある「変換/保存」をクリックします

・次の画面で「+追加」をクリックし、追加したい動画をVLCに追加します

・同じ画面の下にある「変換/保存(o)」ボタンをクリックします

・次の画面で「プロフィール」のプルダウンメニューにある「AUDIO-FLAC」を選択します

・出力フォーマット欄の右にあるレンチの様なアイコンをクリックし、次の画面にある「オーディオコーデック」でコーデック、ビットレート、サンプリングレート等のパラメータ数値を調整できます

・「参照」をクリックして出力先を選択したら、出力ファイルの名前を付けて「開始」をクリックします。

Format Factory(フォーマット ファクトリー)

メディアプレーヤーではなく、日本語対応の動画編集ソフトで、動画をクロップ、エフェクトを付ける等の基本的な編集機能は大方揃っていて、出力フォーマットもそこそこ多く、変換速度も速いですが、動画から音声データを抽出する手順は少しややこしくて、面倒な操作はしたくない方にとっては使い勝手の良いソフトとは言えません。

では具体的にその操作方法を見てみましょう。

・公式サイト:http://pcfreetime.com/formatfactory/index.php?language=ja

・Format Factoryをインストールします

・インストール済みのFormat Factoryを立ち上げます

インターフェースが英語の場合はツールバーにある「LANGUAGE」をクリックし、そのプルダウンメニューにある「Select More Language」をクリックして、次の画面で「日本語」を探して設定したあと、ソフトを閉じてもう一度立ち上げればインターフェースは日本語に変わります。

・最初の画面で「オーディオ」をクリックします

・そのカテゴリーで「->FLAC」をクリックします

・次の画面で、「ファイルの追加」をクリックしてMP4ファイルを追加します

・再生時間の長い動画から一部の音声データだけを抽出したい場合は、「設定」をクリックして、抽出したい部分をクロップすればオッケーです

・「出力設定」の画面で出力フォーマットの音質を調整できます

・同じ画面の左下にあるフォルダーの様なアイコンをクリックすれば、出力先を選択できます

・「OK」をクリックした後、画面の上にある緑色の「開始」をボタンクリックすれば変換が開始します

ソフトを三つご紹介しました、サイズの小さい動画を丸ごと音楽形式に変換するならオンラインサイト使っても操作可能です。

PS:ご紹介するオンラインサイトの何れも動画をクロップするような編集機能はないため、動画から一部の音声データを抜き取るのではなく、動画を丸ごと音楽形式に変換するのです。また変換手順は「ファイルの追加」→「出力フォーマットの選択」→「変換開始」の流れで操作すればオッケーです。なお、出力フォーマットがFLACのような高音質でサイズの大きい形式であれば変換速度が遅い。

Convertio

公式サイト:https://convertio.co/ja/

メリット

・オンラインサイトの中では変換速度が速い

・長年運営で利用者数も多く、安全性が保証されます

・出力できるフォーマットはかなり多い

・ビットレート等のパラメータ数値を調整できます

デメリット

・一括変換できません

・広告あります

・ログインしない場合は追加できるファイルのサイズは100MBが上限

Anyconv

公式サイト:https://anyconv.com/ja/

メリット

・操作簡単

・ポータルサイト

・携帯デバイスにも対応できます

・出力できるフォーマットは多い

デメリット

・変換速度が遅い

・広告あります

・一括変換できません

後書き

今回はMP4から音声データをFLAC等の音楽形式として抽出できるソフト三つ、サイト二つご紹介しました。

最初にご紹介したソフトは有料のものですが、変換速度が一番速く一括変換できるもので、動画から音声データを抽出する機能の他に、高解像度でサイズの大きい動画ファイルを画質劣化なしでサイズを元の半分くらいにする「バッチ圧縮」、解像度の低い動画を最大8Kまで上げる、300以上の動画、音楽共有サイトからデジタルコンテンツを無料ダウンロード等の機能も備わっています。

ご紹介したツールのなかで使い勝手がいいと思えたものがあったら大変嬉しいです。

好きな音楽をスマホの着メロとして作成

HD Video Converter Factory Pro

このソフトにはご紹介したメディアファイルの形式変換、動画編集、デジタルコンテンツのダウンロード等のほかに、好きな音楽の音質を上げてスマホの着メロとして作成、ライブ配信の動画や番組を時間制限なしで録画、画像/動画をGIFとして作成などといったようなユニークな機能も付いています。

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